「高断熱=光熱費が激減」の誤解?データで紐解く、本当に賢いエネルギー消費の抑え方
一生払い続ける光熱費をいかに抑えるかは、家づくりの重要課題です。
しかし、「断熱性能さえ上げれば光熱費はタダ同然になる」という考えには注意が必要です。
家庭のエネルギー消費の内訳を詳しく見ると、意外な事実が分かります。
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暖房: 約26%
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冷房: 約2%
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給湯: 約28%
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動力・照明(冷蔵庫、テレビ、照明など): 約35%
実は、冷暖房が占める割合は全体の3割以下。
最もエネルギーを消費するのは、冷蔵庫などの家電や給湯なのです。
つまり、建物の断熱性能を過剰に(コストをかけて)追求しても、削減できるのは全体の3割の部分に留まります。
もちろん、一定の断熱基準は健康のためにも必須です。
しかし、性能競争に巻き込まれて建築費を跳ね上げるより、家電の選び方や、家そのもののサイズを適切に設計すること(冷暖房範囲を広げすぎないこと)の方が、トータルの支出を抑える近道になることもあります。
「性能とコストのバランス」を冷静に見極めることが、真に賢い家づくりと言えるでしょう。

