家づくりの工夫で、掃除の負担を軽減する3つ方法
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。
今回のテーマは「掃除の負担」です。
1 家づくりの工夫で掃除の負担を軽減
注文住宅を建てて、実際に暮らした後、必ず出てくる問題が「掃除」です。
家づくりでキッチンやお風呂を選ぶ際、見た目だけじゃなく使いやすさや掃除のしやすさにこだわるように、本体である家に関しても見た目以上に使いやすさや掃除のしやすさにこだわりたいという方が多いのではないでしょうか。
ゆえ、弊社では見た目を美しくするのはもちろん、
それ以上に住まれる方が使いやすく
かつ掃除がしやすい住まいづくりを心がけているわけですが、
では、そのためには一体どのような工夫をしているのでしょうか。
2 平屋という選択肢
注文住宅で家づくりを進める際の1つ目の工夫が、「平屋にする」ということです。
なぜかというと、平屋にすれば階段がなくなるし、廊下も少なくしやすいし、
トイレも1つだけでよくなるので、そもそも家の面積が小さくなります。
そして、階段が必要なくなるため、階段掃除をしなくてよくなること。
ワンフロアでかつバリアフリーにすれば昼間仕事に行っている時に、
ルンバが勝手に掃除をしてくれるかもしれません。
また、平屋にすれば部屋や収納が上下で分離しないため、そもそも片付けがしやすかったりモノの管理がしやすくなり、これも掃除の手間が減る大きな要因
となるのではないでしょうか。
平屋にすれば、窓の掃除だって2階建ての家より遥かにしやすくなりますしね。
手が届くところにしか窓がないわけですからね。
このようなことから注文住宅で家づくりを進める際は平屋という選択肢をオススメしています。
3 家をシンプルに仕上げる
注文住宅で家づくりを進める際の2つ目の工夫が、「シンプルにする」ということです。
要は、使わなくてもいい部材を使わないようにすることで掃除をする場所を減らすというわけです。
例えば、窓には当たり前のように「窓枠」という部材がつけられていますが、この枠の上にも当然埃は溜まります。
また、窓枠と同じようにドアにも「ドア枠」という部材がつけられていますが、
この枠の上にも当然埃は溜まります。
さらに、窓には当たり前にようにカーテンがつけられていますが、カーテンを吊り下げるためのカーテンレールにも当然埃は溜まります。
この他、床と壁との取り合いにつける分厚めの巾木は家全体で200mを超えると言われますが、この巾木の上に溜まった埃の掃除も非常に面倒臭いです。
ですので、弊社では窓枠、ドア枠、カーテンレールをゼロにし、巾木に関しても厚みを薄くすることで掃除の手間を軽減しているというわけです。
この考え方は、対面キッチン前につくる造作カウンターの天板に関しても通用します。
天板は、料理や食器の受け渡しをスムーズにするために、幅広でつくるのが一般的ですが、この天板は何かを物を置くのにちょうどいい高さであることから、「あれよこれよ」という間に物がが陳列されていき、とてもじゃないけど料理の受け渡しなんて出来る状態じゃなくなっているご家庭が多いのではないでしょうか。
ゆえ、弊社ではこのカウンターの厚みをかなり薄く仕上げることでモノを置きにくくするという工夫もしていたりします。
4 家の窓は最小限にする
注文住宅で家づくりを進める際の3つ目の工夫が、「窓を最小限にする」ということです。
そもそも平屋にすれば、窓掃除が随分しやすくなるのですが、それと同時に窓の数を必要最小限に抑えることによって、さらに掃除の手間を減らすことが可能になります。
窓掃除は、ガラスやサッシだけじゃなく網戸もしなければいけないし、引き違い窓の場合は、掃除しにくいレールがあり、思った以上に時間を食っちゃいますからね。
そんなわけで、弊社では最小限の窓で、明るさを確保出来るように
基本カーテンがいらない住まいをご提案させていただいています。
そして、カーテンがいらないことで、カーテンやカーテンレールなどの
掃除もしなくていい家にしているというわけです。
かつ、いつも窓から空が見える心地いい住まいにもなりますしね。
5 最後に
いかがでしたでしょうか。
一戸建てのお家は、アパートやマンションに比べて家も広くなるし窓も多くなります。
ですので、家を維持管理していくための手間がグンと増えるのが一般的です。
ですので、毎日少しでも時間にゆとりを持って暮らし続けていただくためにも、
本日お話しした観点からも家づくりを考えてみてくださいね。
それでは。