家事の負担を減らす家|家づくりで工夫するべきポイントと間取りのアイデア
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
家事に追われる毎日、少しでも「家事の負担を減らす家」が欲しいと感じる方も多いのではないしょうか。
特に忙しい子育て世代にとって、家事の負担を減らす工夫が詰まった住まいは理想的です。
「家事の負担を減らす家」を実現するための間取りや設計の工夫について詳しく解説します。
今回の記事は以下のような方に向けて書いています。
・新築住宅の購入を検討している
・家事の負担を減らしたい
・平屋について知りたい
これらの方は、是非今回の記事をお読みください。
家事の負担を減らす家に必要な「家事動線」の工夫
「家事の負担を減らす家」を作る際、最も重要なポイントは家事動線の設計です。
家事の効率を高めるためには、家事動線を短くすることが重要です。
スムーズに動線を確保することで、毎日の家事負担が軽減されます。
ランドリールームとクローゼットの配置
ランドリールームとクローゼットを隣接させることで、洗濯物を取り込み、畳み、収納する一連の流れがスムーズに進みます。
そして、ファミリークローゼットをリビングや寝室に近い位置に配置することで、洗濯物が発生する際の動線も短縮され、家事負担が軽減されます。
特に子どもの多いご家庭では、この動線の工夫が非常に重要です。
キッチンからゴミ出しまでの動線
キッチンからのゴミ出し動線も、「家事の負担を減らす家」において非常に重要なポイントです。
キッチンに近い場所に勝手口を設け、すぐにゴミを外に出せるそうすることで、特に生ごみの臭いや虫の発生を防ぐことができます。
また、ゴミやリサイクル品の置き場もキッチン近くにあると便利です。
これにより、ゴミ出しが億劫にならず、日々の片付けも楽に過ごせるようになります。
ゴミ置き場近くにパントリーを設置し、缶やビンなどのストックを収納できるようになりますので、スペースの無駄にもなりません。
リビングが散らからない「家事の負担を減らす家」の工夫
「家事の負担を減らす家」では、リビングが散らからない工夫が必要です。
リビングの片付けを楽にするために、子ども部屋や収納の配置を工夫しましょう。
子供部屋の位置を工夫する
子ども部屋を1階部屋に設置することで、子どもの持ち物がリビングに持ち込まれるのを避けることが、リビングの片付けを楽にします。
また、子供部屋が1階にあることで親が目に届く場所に子どもがいる安心感も得られます。
子どもがリビングを通って自分の部屋に行く流れを作ることで、自然と荷物の管理がしやすくなり、リビングに人が集まる場所になりやすくなります。
ファミリークロークの活用
ファミリークロークは、家族全員の荷物を一箇所にまとめて収納できる便利なスペースです。
リビングの近くに設置することで、帰宅後にリビングに荷物が溜まらず、すぐに片付けられます。
クロークには、家族それぞれの棚やボックスを設け、日常的に使うバッグや靴、上着などを収納することで、リビングが常に片付いた状態を保つことが可能となります。
片付けや掃除も楽になり、見た目にもスッキリとした空間が維持できます。
平屋で「家事の負担を減らす家」を実現する
「家事の負担を減らす家」を考える際におすすめなのが、平屋です。
平屋の設計は非常に魅力的です。
平屋であれば、家の移動がすべて平面移動のみで済み、階段の下りが不要になります。
掃除や片付けの際に階段を使わずに済むことは、家事の負担を大きく軽減します。
平屋の特徴
平屋はすべて部屋が同じフロアに配置されるため、家事動線が短く、家事の効率が大幅に向上します。
例えば、通常の2階建ての家であれば洗濯物を干したり、取り込んだりする際に階段を上り下りする必要があります。
一方平屋であれば、階段がないため上り下りの必要がなくなり、日々の洗濯物負担が軽減されます。
また、将来的に足腰が軽くなった際も、階段がないため安心して生活を続けられます。 平屋ならではのワンフロアでの広々とした空間は、毎日の掃除も楽にしてくれるはずです。
平屋の収納スペース
平屋の設計では、収納スペースを各所に設けやすいという部分も魅力です。
特にリビングやキッチン周りに収納を充実させることで、生活感が出やすいエリアをスッキリと保ってます。
この収納スペースが十分にあると、片付けが楽になるだけでなく、掃除の手間も減り、家事が軽減されます。
家族全員の荷物が1階に収まるため、物を探す手間も省け、効率的な生活が送れるになります。
掃除の手間を減らす工夫
「家事の負担を減らす家」には、掃除の手間を軽減するための設計も必要不可欠です。
特に窓の掃除にかかる部分を2つご紹介します。
窓枠やドア枠をなくす
窓枠やドア枠は、埃が溜まりやすく、日々の掃除で手間がかかるポイントの一つです。
これらをなくすことで、フラットなデザインが実現し、掃除が楽になります。
ドア枠を設けないデザインは、掃除の負担を減らすだけでなく、スタイリッシュな内装にもつながります。
シンプルで清潔感のあるデザインは、日々の掃除が必要なくても美しい状態を守るために、 「家事の負担を減らす家」にぴったりです。
カーテンレールの代わりにロールスクリーンを導入
カーテンレールは霧がかかりやすい箇所ですが、ロールスクリーンやブラインドを使うことで、霧がなくなり、カーテンの洗濯の手間も省けます。
掃除がしやすく、日々のメンテナンスが楽になる点で、「家事の負担を減らす家」の設計には最適な選択肢と言います。
洗濯の負担を軽減するアイデア|「家事の負担を減らす家」には平面動線が重要
毎日行う洗濯の取り込みを軽減するためには、洗濯動線を平面で考えることが重要です。
洗濯物を干す、入れる、畳む、片付ける、すべてが平面移動だけで済むように、家事の負担が大きく削減されます。
室内干しスペースの設置
天候に左右されずに洗濯物を干せる室内干しスペースがあると、洗濯がスムーズに進みます。
ランドリールームの隣にファミリークローゼットを設けることで、乾いた洗濯物をすぐに片付けることが可能です。
室内乾燥スペースには、除湿機や換気システムを導入することで湿気対策も行い、カビや臭いの発生を防ぎ、清潔な空間が保たれます。
中庭の活用
外干し派の家庭では、中庭に洗濯物を干せるスペースを置くことで、干す、取り込む、片付けるすべての動線が短縮され、家事負担が軽減されます。
また、リビングやキッチンに面した位置に中庭を配置することで、家族の様子を見守りながら家事ができるため、安心感もあります。
キッチンの掃除を楽にするカウンター設計
「家事の負担を減らす家」のキッチンは掃除も楽になります。
キッチンは、料理や片付けで毎日使う場所であり、特に掃除が大変な場所です。
しかし「家事の負担を減らす家」では、キッチン周りの掃除が楽になる工夫もなされています。
掃除がしやすいカウンター設計
シンクやコンロと一体化したカウンターを選ぶことで、繋ぎ目がなくなり、さらに掃除が楽になります。
特に調理の際に飛び散る水や油が目立ちやすいため、素材としてはステンレスや人工大理石など、拭きやすい材質を採用すれば良いでしょう。
掃除がしやすいキッチン設計は、家事負担を減らし、日々の清掃の手間を軽減します。
物が置きにくいカウンターの設計
キッチン前にあるカウンターに厚みがあることで物を置きやすくしてしまいます。
このキッチン前のカウンターを薄くすることで物が置きにくくなり、自然と置きにくいキッチンにできます。
厚みを抑えたカウンターは、見た目もスッキリとして掃除がしやすく、整理整頓が苦手な方にもおすすめです。
キッチン収納の工夫
キッチン周りに必要なものをすぐに収納できるスペースを確保することで、片付けがスムーズに進み、掃除の手間も減ります。
効率的なキッチン収納は、「家事の負担を減らす家」の重要な要素です。
まとめ|「家事の負担を減らす家」は平屋と中庭で快適に
いかがでしょうか。
「家事の負担を減らす家」を実現するためには、家の設計や間取りの工夫が重要です。
特に平屋や中庭のある設計にすることで、洗濯や掃除、片付けといった家事の負担が大きくに家事がしやすい環境を整えることで、家族との時間や自分の時間を大切にでき、充実した生活を送ることができます。
家づくりを検討している方は、ぜひ「家事の負担を減らす家」という視点を取り入れて、快適で効率的な住まいを目指してください。
弊社が提供する「シンプルノート」では、今回ご紹介した内容を踏襲した家づくりをしております。
気になる方は一度、お問合せください。