注文住宅で明るい家を建てたい方必見!壁の色と中庭からの採光で全て解決

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・採光について知りたい方

・明るい家に住みたい方

・なぜ室内を白色にした方が良いのか知りたい方

 

ぜひ最後までお読みください。

 

壁が白色の理由

安定的に家の中を明るく保ち続けるためには、「直射光」と「天空光」を上手に使い分けた方がいいということを前回お伝えさせていただきました。

 

こちらをお読みください。

 

入ってきた光を効率よく「家全体に拡散していくための工夫」も同時に必要なことです。

 

例えば、弊社では室内の壁のほぼ全てを

「白」で仕上げるようにしています。

この理由は「白」が最も光を反射し拡散してくれる色だからです。

 

また、壁同様に天井も

基本「白」で仕上げるようにしています。

もちろん、光の拡散効果を狙ってです。

 

さらに、室内に使用するドアも

壁同様に「白」を基本としているのですが、

これに加えて、室内のドアは全て

凹凸のないフラットなデザインにしつつ、天井と高さをそろえるようにしています。

 

理由は、壁とドアを一体化させた方が、

 

・空間がよりスッキリと見える

・天井と高さをそろえればドアの上に出来る垂れ壁がなくなり、抜け感が出る

・反射光をより遠くまで運んでくれる

 

からです。

 

こうして天空光を中心に採り込んだ優しい光を家全体に拡散させていくのが「白色」の役割という感じですね。

 

 中庭からの採光

このように安定した状態で明るさを保ち続けるためには間取りだけじゃなく仕上げにも工夫を施します。

 

弊社の家の特徴である中庭の壁を白で仕上げていることが多いのも、もちろん光の反射効果を狙ってです。

 

直射光を反射させた光を中庭を通して室内に届けることが出来れば、たとえ日当たりが悪い場所に部屋を配置しても、安定した明るさを保ち続けることが出来るからです。

 

ゆえに、中庭につくる窓は基本的に大きいサイズを採用しています。

 

また窓の高さもドア同様に天井と合わせるようにしています。

 

こうすれば、より多くの光を室内に届けることが出来るからです。

 

カーテンが必要な窓を作らない

弊社では、鹿児島の注文住宅で家づくりを勧められている方に、以上のような手法を使いどんな土地でも安定した状態で明るさを保ち続けられるような住まいづくりを提案しています。

 

言わずもがな、これを実現するために最も心がけていることが、「カーテンありきの窓」をつくらないことです。

 

外からの丸見えを防ぐためにカーテンをしなければいけないとしたら、99.99%カーテンが開けられる日が訪れることはないからです。

 

つまり、大なり小なり侵入してくる光を殺してしまい、自然光だけで日中過ごすのが難しくなってしまうというわけですね。

そして、四六時中電気をつける必要がある暮らしを強いられます。

 

また、カーテンありきで窓を考えると、採光に不安が残ることから、

不用意にたくさん窓をつくってしまいます。

そして、窓のコストが上がると同時に、カーテンのコストまでもさらに余分に必要になります。

 

かつ、窓が増えることによって耐震性が悪くなり、断熱性が悪くなり、

窓掃除の手間が増えることになり、

戸締りの不安が増えることになり、

外壁の汚れが増えることになり、

家具や家電の配置がやりにくくなり、

設計段階では分からない様々な支障が

暮らしの中で生じることになります。

 

ゆえ、弊社では、可能な限りカーテンがいらない窓をつくるようにしています。

カーテンが必要になる時は、視線を遮るためではなく、入ってき過ぎる直射光を遮るため程度という感じでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

本日は「白色」や「窓、ドアの高さ」で最高の拡散が変わることに関して解説してきました。

 

世間一般とは違った考え方かもしれませんが、これを知っているかどうかで家づくりの幅が大きく変わってくるので、これから家を建てられる方は、ぜひこの考え方も頭に入れておいていただけたらと思います。

 

工務店を営みながら、日々豊な暮らしを考え続けた結果、このような考えに辿り着きました。

 

鹿児島で注文住宅での家づくりを検討されている方に、弊社の考えが少しでも届けば嬉しく思います。