物価上昇中の日本での家づくり!この内容を実行すれば将来の不安も軽減できる
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。
現在、注文住宅で新築一戸建てを検討中の方のお悩みは、物価の上昇や給料の横ばい、建築価格の高騰など「お金」の面でのお悩みが尽きないかと思います。
そんな中でも、注文住宅で家づくりを進めていかれると思いますので、その際に知っておいていただきたい情報を、今回のコラムではお話しできればと思います。
是非最後までお読みください。
目次
1 今の状況での家づくり
2 具体的な手段について
(1) 住宅ローンの返済期間を5年間伸ばす
(2) 積立投資
(3) 太陽光発電を設置する
3 最後に
1 今の状況での家づくり
実際にご自身が注文住宅で家づくりを始めたい。
新築一戸建てを建てたい。
と考えられた際に、目や耳から入ってくる情報は、現在の日本の社会情勢になってくるのではないでしょうか。
例えば自給率。
20年前は20%台だった日本のエネルギー自給率は今や10%に減っています。
また約50%あった食料自給率も約40%まで減っているため、現在、日本が招いている円安は家計に大きなダメージを与えます。
実際、すでに大幅に値上がりした食料品も沢山ありますし、肥料の価格も大幅に値上がりするため、近い将来、野菜やお肉などにもその値上がりが反映されることでしょう。
そして電気料金。
・この1年で3割上がった
・12ヶ月連続値上げ
など「えっ?そこまで?」という劇的な値上がりを見せている状態であり、これらの値上がりがきっとボディブローのようにジワジワと効いてくるのは間違いないのではないでしょうか。
景気の良し悪しに関係なく、給料が増える見込みも少ない中、ガンガン物価上昇だけが進んでいる日本ですが、こと住宅価格においてもかなりの価格上昇の波が訪れています。
また、建築価格も高止まりした状態で落ち着くのではないかと言われています。
という日本の現状の中で、家を建てるとしたらどうすればいいのか?
について今回はお伝えしていきたいと思います。
2 具体的な手段について
連日のニュースなどで物価上昇や建築価格の上昇などの情報はキャッチされていると思います。
しかし中々その中で家づくりを進めていく方法は、知られていない可能性もあるのではないかと思い今回のコラムを書いている次第です。
値上がり幅を1年前に比べて平均にしてみると、大体3〜400万円ぐらい値上がりしているのではないでしょうか。
そんな値上がりの中でも、負担を増やさないようにするための具体的な手段についてご紹介いたします。
(1) 住宅ローンの返済期間を5年間伸ばす
注文住宅に限らず、持ち家を購入される際現金で一括購入をされる方は稀です。
ほとんどの方が住宅ローンを組み、注文住宅などの新築一戸建てやマンションを購入されます。
例えばそんな新築一戸建ての価格が500万円値段が上がれば、そのまま借入が500万円増えることになると思います。
その500万円を住宅ローン返済年数35年のままで試算すると返済負担が1.5万円ほど上がります。
ゆえに、個人的には返済年数を5年延ばすという選択も一つではないかと思っています。
そうすれば毎月の返済負担が上がらないからです。
かつ、住宅ローンには債務者にもしものことがあった時、住宅ローンの残債がゼロになるように掛け捨ての生命保険料が含まれております。
また家を建てるタイミングで必要以上に加入している生命保険を見直した方がいいと思っています。
というわけで、
・住宅ローンを5年間伸ばす
・生命保険などの見直し
この2つを実行することで、まずは負担を上げないようにしてください。
(2) 積立投資
先程の2つは実行した土台の上でもう1つ行っていただきたいことございます。
それが「積立投資」です。
つまり投資信託をこれから40年に渡って毎日(毎月)同じ額を買い続けるということですね。
これに関しての内容は別コラムでも記載していますので、ここでは割愛しますが、
これをやったかやってないかによって今後の人生が大きく違ってくる可能性がございます。
ですので、取り急ぎここまでの一連の流れを前向きにやっていただければと思います。
(3) 太陽光発電を設置する
そして、もう1つできればやって頂きたいことが太陽光発電の設置です。
理由は単純明快で、電気料金は確実に今後も上がり続けていくからです。
政府は電気料金の安定のために原発の再稼働に前向きですが、おそらく再稼働はそんなに簡単じゃないでしょう。
ゆえに、買取金額が安いから設置すべきではないという意見は絶対に鵜呑みにしないでください。
現在のような日本の状況では、儲けるために太陽光発電パネルを設置するのではなく、高騰していく電気を電力会社から買い続けなくてもいいようにするために設置するという考え方が重要です。
また、次に購入する車を電気自動車にするつもりであれば、そのタイミングで蓄電池を設置することも視野に入れておいてもいいかと思います。
蓄電池を設置すれば、夜の電気も電力会社から買わなくて済むので更に電気料金が格安になるし、車1台分の燃料代も必要なくなりますしね。
もちろん、蓄電池の設置に費用がかかりますので、ここに関してはきちんと
採算が合うかどうかを計算した上で設置すべきではあります。
3 最後に
いかがですか。
今回のコラムでは、現在の日本の社会情勢の上でどのように家づくりを進めれば良いかについて具体的な手段をお話しさせていただきました。
実行されるかは別として、知っておくということが重要であると思います。
注文住宅で家づくりを進める中で、検討していけば良いと思います。