長期積立投資を住宅購入者こそ始めるべき!資金計画の前に行うべき3つのこと
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
今回の記事は以下のような方に向けて書いています。
・新築住宅が欲しい
・平屋か2階建てで迷っている
・平屋について知りたい
これらの方は、是非今回の記事をお読みください。
1 住宅購入者に知っておいて欲しいこと
住宅購入をご検討中、これから家づくりを進められる方ならご存知かと思いますが、ここ2、3年で建築費が500万円〜600万円ほど上がってしまいました。
そのため、これから家を建てる方は単純にその分予算が上がってしまうわけです。
とはいえ、インフレにより食料品や日用品といったものも当然値上がりしているため単純に上がった分だけ返済負担を上げるという選択を取るのはかなり勇気がいることだと思います。
インフレによって今後、所得が上がっていく可能性があるとしても、実際に所得に反映されるまでは、タイムラグがあるでしょう。
今後は社会保険料や税金なども容赦無く上がり続けていくのはほぼ間違いなさそうですしね。
そんなわけでここからは、「資金計画を立てる前にやってもらいたいこと」ついてお伝えしていきたいと思います。
これらを知り実行していただくかどうかで今後、金銭的にも気持ち的にも大きな差が生まれることは間違いないので、まずは知識を頭に入れてください。
2 長期積立投資に回す貯蓄資金をつくる
住宅の購入は人生の中の一部分です。
当然住宅を持った後の人生の方が、長くなることでしょう。
そんな住宅を持ちながらも、金銭的にも気持ち的にも充分なゆとりを持っていただくためには、まずは家計を見直すことによって「貯蓄資金」を少しでも多くつくらなければいけません。
そして、その「貯蓄資金」の大部分を分散しつつ、長期に渡り積み立ていかなければいけません。これが長期積立投資です。
3 住宅購入者に長期積立投資をおすすめする理由
弊社では、鹿児島で家づくりを進められる方に対し、資金計画のタイミングで長期積立投資をオススメしています。
長期積立投資に回す理由は、長期間になればなるほどお金が雪だるま式に増える「複利」の力が最大化していくからにほかなりません。
そして、短期的、中期的にはアップダウンを繰り返す株式市場も、過去のデータを見る限り長期的に見れば右肩上がりで進んでおります。
目先の動きを気にせず積み立て方式で買い続けていけば、自然とお金が増えていくような仕組みになっているからです。
そして、なにより長期積立投資の、その増える割合が、過去のデータが実証しているように、
0.02%(普通預金金利)や
0.3%(10年定期預金金利)という
銀行の預金金利はもちろん、1%前後の住宅ローン金利よりも圧倒的に高いからですね。
過去のデータをもとに平均的に見積もると年率6%〜7%、弱気にその半分として見積もっても、年率3%ぐらいの割合では毎年平均でお金が増えていくのではと個人的には考えています。
仮に、今後40年間毎月5万円ずっと貯蓄していくとして、これが銀行であれば元本の2400万円に毛が生えた程度にしかなりません。
しかし長期積立投資で年利3%ずつ増えていくとしたら元本の2400万円が4000万円になります。
仮に年利6%ずつ増えていくとしたら6000万円にもなる可能性があります。これが、長期積立投資の真骨頂ですからね。
4 老後にも長期積立投資が活きてくる
これだけの資金余力が確保出来るとしたら、たとえ私たちが老後を迎える時、年金が減ってしまうかもしれないとしても不安を感じることもないのではないでしょうか。
また、長期積立投資を継続することによって、金銭的にも気持ち的にもゆとりが手に入るとしたら、これからの働き方にも大きな違いが生まれてくるのではないかと思っています。
そんなわけで、お金が増える可能性があるこの「長期積立投資」を今後絶え間なく継続していただくためにまずはその「資金を出来るだけ多くつくってもらう必要があるというわけ」ですね。
現在は、国が推奨する「NISA」という制度があり、増えた分に通常かかる約20%の税金も免除されるため、その分さらにお金が増えるわけですしね。
では、この「貯蓄資金」を少しでも多くつくるためには一体何をどうすればいいのか?
もちろん、夫婦で協力して働き所得を上げることが大前提ではあります。
しかし本当のポイントは、
・いらない保険は全て解約すること。
・住宅ローンの返済を最大限長くすること。
・住宅コストを少しでも抑えられるような家の建て方を知ること。
大きくはこの3つとなります。
これらの全ては、当コラムで日々皆様にお伝えしている内容です。
また鹿児島で住宅購入を検討されているご家庭にも、直接お話をさせていただいております。
この3つこそ、「資金計画の前に知っておくべきこと」なのです。
ここを理解することから、資金計画に進んでもらえると幸いです。
5 まとめ
いかがですか。
本日は長期積立投資について解説しながら、資金計画の前に知っておくべきことをご紹介いたしました。
世の中には「知らないだけで大きく損をすること」は本当によくあります。
その代表例が、住宅購入の際に訪れます。
知らないことが原因で、家を負担にしないために、当コラムをお読みいただき、損をしない家づくりを進めていただければと思います。