これからの家づくりを考える|住宅ローンの選び方と長期積立投資という選択

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・新築住宅の購入を考えている

・住宅のコストについて知りたい

・おしゃれなデザインがいい

 

これらの方は、是非今回の記事をお読みください。

 

1 貯金の重要性

突然ですが、目的のあるなしに関係なく「貯金」をしていくことはとても大切なことです。

 

理由は選択肢と柔軟性が手に入るからです。

 

貯金があれば待つべきときはじっと我慢して待てるし、チャンスが来たら飛びつくことも出来ます。

 

また、じっくりと考える時間もつくれるし、人生の軌道修正もしやすくなります。

 

さらに、貯金の一部を長期積立投資に回し、複利効果を最大限に利用出来れば、老後資金の大部分をつくることも出来ます。

 

つまり、貯金によって金銭的なゆとりを持つことが出来れば、誰かに所有されていた自分の未来を少しずつ奪い返すことが出来るというわけですね。

 

ゆえ、弊社では家を建てた後も「貯金」が途切れないような資金計画を立てることを推奨していますし、継続的に「貯金」をしていただくために3つの提案を心がけています。

 

3つ全てに賛否両論あるかと思いますが、この3つを知り、実行するかどうかで今後の家計状況が違ってくるのは間違いないと思います。

 

では、今回からは、これからの家づくりで「絶対に心がけておいてほしい3つのこと」についてお伝えしていきたいと思います。

 

ぜひお付き合いいただけると幸いです。

 

2 家づくりの際心がける住宅ローン選び

住宅ローンを選ぶ時、一番の争点となるのが「金利」であり、そこを最重要視すると金利が安い「変動型」の住宅ローンを選ぶことになります。

 

しかし個人的には多少金利が高くても「固定型」の住宅ローンを選ぶことをオススメしています。

 

現在の金利水準と今後予想される動向から考えると、「変動型」を選んでおく方がいいと言われているんですけどね。

 

現在時点から推測すると、インフレが続くことによって今後賃金が上昇していく可能性が高くなってきているとしても、それが現実化するのは団塊の世代が一斉退職し出す2030年頃だと言われています。

 

そうなれば「変動型」の金利も上がりやすくなりますが、それもおそらく数年間のタイムラグがあると言われていますしね。

 

(1) 固定型の住宅ローンをお勧めしている理由

私が「固定型」の住宅ローンをオススメする理由は、絶対にないだろうと言われている変動金利の基準となる短期金利を日銀が絶対に上げないとは誰も言い切れないからです。

 

そして「変動型」の金利が上がり出してから「固定型」に切り替えるという方法はそう上手くいかないからです。

 

「変動型」の金利が上がる頃には、「固定型」の金利は確実に上がっているからです。

 

つまり借り換えを検討するタイミングでは、「固定型」の金利はさらに上がってしまっているので、利息の支払いを抑えるどころか、むしろもっと払うことになる可能性が高いというわけですね。

 

そんなわけで、個人的には多少金利が高くとも最初から「固定型」を選択することをオススメしているわけです。

 

3 長期積立投資という選択肢

住宅ローンを固定型で選ぶことに加えて、長期積立投資もオススメしています。

 

「貯金」の中の一部を長期積立投資に回し、住宅ローン期間と同じだけの期間で複利運用していただくことを並行してオススメしています。

 

ただ「固定型」にすれば、借り入れ時の手数料が余分にかかることになり、その分、家にかけられる予算が減ってしまいます。

 

また、多少なりとも金利が高い分、借入額を減らさないと毎月の返済金額が上がってしまうだけなので、そこを調整するとなればさらに家づくりにかける予算が

減ってしまうことになります。

 

ゆえに、それらを踏まえた上で、家づくり全体の予算計画を立てないといけないわけです。

 

かつ、その予算の中でどんな土地を買い、どんな家を建てるのかを考えないといけないので、綿密な資金計画と取捨選択がセットにはなってくるんですけどね。

 

この部分は、是非心がけておいていただきたいことです。

 

3 まとめ

いかがでしたか。

本日は「貯金や住宅ローンの選ぶ際のオススメ」について解説してきました。

 

私はこれまでのコラムでも、固定型の住宅ローンを選ぶことや、長期積立投資をすることの重要性を述べてきています。

 

これら全て、家にかかる負担を少しでも軽減させるため必須な要素だからです。

 

次回では電気料金について触れる予定ですが、これも家計を大きく左右する要因となるので、ぜひ現実を知りその対策を見落とさないためにも次回もご覧いただけたらと思います。

 

それでは。