【2階建て希望者向け】家づくりで適切な土地面積を知る方法とは?

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・新築住宅が欲しい

・土地を持っておらず土地探しから始める

・平屋か2階建てで検討中

 

これらの方は、是非今回の記事をお読みください。

 

1 2階建ての家の適切な土地面積について

今回のコラムも適切な土地面積を知るための方法についてです。

 

過去3回は「平屋」を建てることを前提として、自分がどれくらいの広さを求めているかを具体的に数字にしていただきました。

 

まだお済みでない方は、こちらの記事を先にお読みになられることをオススメします。

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実際に取り組まれた方は、家の広さをご理解いただくと共に、必要な土地の広さもご理解いただけたのではないかと思います。

 

ただ、たとえ空前の平屋ブームが訪れているとはいえ、みんながみんな平屋を求めているわけではありません。

 

全ての地域で平屋を建てることが出来るわけではないので、今回は「2階建てバージョン」でお伝えしていきたいと思います。

 

 

イメージとしては、

 

土地面積が「45坪未満」だと

 

2階建てになってしまうかなと考えているので、

 

前回までとは少し角度を変えて、45坪の土地ー(余白10坪+駐車場スペース13.5坪(4.5坪×3台)+デッキスペース3坪)=18.5坪

 

が1階部分となる2階建てのお家がどんな感じになるのかについてお伝えしていきますね。

 

2 2階建ての家の1階部分

それでは、1階部分の「玄関」から一つ一つ考えてみましょう。

 

まず外玄関に1帖、内玄関と玄関ポーチにそれぞれ1帖ずつ、そして土間収納に1帖の合計4帖必要だとすると、残りは33帖になりますよね。

 

続いて、水回りです。

 

トイレは1つで1帖、お風呂は1坪タイプで2帖、

洗面スペースに1帖、

脱衣スペースに2帖必要だとしたら水回りの合計は6帖になりますよね。

そして、残りは27帖ということになります。

 

では続いてLDKです。

対面式のキッチンに4人掛け(90cm×150cm)の食卓を置き、

3人掛けのソファー(80cm×200cm)を置く場合、

ちょうどいい広さは16帖なのですが、

このLDK内に階段をつくるとしたら

階段スペースを加算しないといけないので、

2帖をプラスした18帖がLDKスペースとして必要な広さとなります。

 

というわけで、27帖から18帖を差し引くので残りは9帖となります。

 

(1)2つの考え方

 寝室と収納を1階につくる

では残り9帖では、どのようなスペースをつくることが出来るでしょうか。

 

考え方の1つは、寝室と収納を1階につくるということです。

 

仮に、

・セミダブルベッドを2台置く

・シングルとダブルを組み合わせる

・布団を敷いて寝る

 

上記であれば、

寝室は6帖あれば充分なので、

残りの3帖は収納スペースとして確保することが出来ます。

そして、子供部屋+@を2階に持っていくという感じですね。

 

寝室と収納を2階につくる

もう1つの考え方は、寝室と収納を2階につくり、子供部屋を1階につくるということです。

9帖ということは4.5帖を2室つくるイメージですね。

 

この場合、1階に充分な収納をつくることが出来ませんが、子供部屋が1階にあるため、子供たちの物や常時着用する衣類などはこの部屋に置いておくことが出来ます。

 

ゆえ、この部屋さえ有効活用出来れば、LDKがそう散らかることもないのではないでしょうか。

 

子供たちも、親の気配が感じられない2階より親の気配どころか姿まで見ることが出来る1階の部屋の方が、自分の部屋を使いやすいでしょうしね。

 

ただこの考え方の中には廊下が含まれていないので、プライバシーも考えて廊下が欲しいと思っている方はまた違った考え方をすることになるんですけどね。

 

3 まとめ

いかがでしたか?

今回は平屋ではなく、2階建ての開設でしたが、少しはイメージしていただけたでしょうか。

 

今回のコラムでは、分かりやすく説明させていただくために

土地の広さから逆算して考えてみたのですが、

土地を探す時は、「どんな家にしたいか」

ある程度明確にした上で必要な土地の広さを算出する

という流れになるかと思います。

 

なので、土地を探す前にまずは自分が建てたい家や広さをある程度明確にしていただくためにぜひこの考え方を覚えておいていただけたらと思います。

 

まだ明確にしていない方や、平屋で新築住宅を検討している方は、こちらの記事から明確にしてみてください。

 

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それでは。