教育資金って一体どうしてるの?家づくりを始める時に意識したい教育資金準備方法

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。

 

今回のコラムは、家づくりの際絶対に考えておいた方が良い「子供の教育資金の準備方法」についてです。

 

注文住宅で新築一戸建てを検討されているご夫婦皆様が気にされる「子供の教育資金」

 

今回も是非最後までお読みいただけますと幸いです。

 

目次

1 教育資金に対しての個人的な考え方

2 教育資金の準備方法2選

  • 積立投資による教育資金の準備
  • 奨学金を一旦は利用する

3 最後に

 

1 教育資金に対しての個人的な考え方

本コラムをお読みの方の多くは注文住宅で家づくりを検討中、もしくは家づくりを進めておられているご家族が多くおられます。

多くのご家族にお子様がおられますので、よくご相談を受けることになるのですが、子供の教育資金をどのように準備するのかというというお悩みは非常に多くあります。

 

というのも、

子供を1人大学に入学させようとすると、約1000万円は必要だと言われております。

だとすると早い段階から計画を立て準備していかないと、進学を目の前にしてその資金繰りに確実にあたふたすることになります。

 

 2 教育資金の準備方法2選

今回は、教育資金についての個人的な考え方をお伝えしていきたいと思います。

 

世間一般的には、貯金や学資保険で準備するのが当たり前とされています。

しかしこの低金利時代の現在は、この2つよりも適切な手段があるので、ぜひ一つの手段として知っておいていただけたらと思います。

 

では早速、独断と偏見による「教育資金の準備方法2選」について詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

(1)積立投資による教育資金の準備

皆さんもご存知だと思いますが、現在の銀行の金利は普通預金で0.001%、

10年の定期預金でも0.01%という空前絶後の低金利状態です。

 

また、この低金利の影響は学資保険にもバッチリ出ており、教育資金のド定番とされている学資保険でさえも掛け金に毛が生えた程度しかお金が増えない状態となっています。

 

ゆえに、個人的にはリスクをはってもっとお金が増える可能性があるところに

お金を預けるべきだと考えています。

実際、自分自身も貯金の額をグンと減らし、学資保険なんて一切かけずに、35〜40年という長期間の積立投資をずいぶん前から継続してやっています。

 

なぜ長期間で考えているのか?

 

株価というものは短期的には上下するものであるのに対し、資本主義経済というものは、アップダウンを繰り返しながらも長期的には確実に右肩上がりで株価が上がっていくものだからです。

 

過去100年の米国の株価を見てみると、もちろん増えないどころか

減っている年もたくさんあります。

オイルショックやリーマンショックの時などは、その後数年間株価は低迷しています。

それでも最終的には平均で年率10.5%ずつ上がっていっているというデータもありますしね。

 

というわけで、個人的にはわずか1つの会社の株を購入するのではなく、米国のインデックスファンドを中心に毎月(毎日)同じ額を継続的に購入しているというわけです。

 

このように分散して購入していけば、必然的に株価が高い時には買う量を減らし、

逆に株価が安い時には買う量を増やすことになり、自ずと仕入れコストが安くなりますしね。

 

つまり、この買い付けの仕組みこそが資産を爆発的に増やす要素になるというわけです。

 

ましてや「つみたてNISA」という増えた分に対して通常かかる約20%の税金が免除になる制度もございます。

ですので例外なく誰もが貯金や学資保険ではなく、もっと前向きに積立投資をやるべきだと思っている次第であります。

 

(2) 奨学金を一旦は利用する

この話だと積立投資が最強のように思われてしまいますが、投資に絶対はございません。

積立投資にも「期間が短い場合、そこまで増えていない可能性が高い」という弱点があります。

 

つまり、子供が中学生ぐらいになってから積立を始めた場合、積立期間が短いため、大学進学時にまだそこまでお金が増えてないかもしれない場合があるというわけですね。

 

ゆえに、そのような場合には、そこまで増えていない積立投資を切り崩すのではなく、一旦「奨学金」を借りるという選択を視野に入れておいてもらえたらと思います。

 

奨学金の返済が始まるのは、大学を卒業してから半年後からなので、4年半投資による恩恵を増やすことが出来ます。

仮にその段階になってもそこまで増えてなかった場合でも、奨学金の金利は低いことから、充分に資産が増えるところまで奨学金返済をしていってもらっても

大した負担にならないからです。

 

3 最後に

今回のコラムの個人的な意見をふんだんに織り交ぜながら、教育資金の準備方法についてお伝えしました。

注文住宅をご検討中のご夫婦で小さいお子様がおられる方には、参考にしていただけたのではないでしょうか。

 

必ず今回のコラムのようにしないといけない。というわけではありません。

 

こういった方法があることも是非知っておいてください。

そして、その上で家づくりにかける予算を導き出してもらえたらと思います。

 

いい環境で子育てをすることも、充分な教育の機会を与えてあげることも、親として果たすべき責務だと思います。

 

注文住宅に早く住みたい。

新築一戸建てのおしゃれな家で暮らしたい。

 

と、大事な部分をおざなりにして家づくりを進めることはくれぐれもご注意ください。

ライフプランや資金計画で、住んだ後に負担の少ない家づくりを行なっていただければと思う次第です。

 

それでは。