一戸建てを持つことで電気料金が変わるのか?注文住宅検討者に知ってほしい知識

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・鹿児島で注文住宅での家づくりを検討中

・鹿児島ですでに住宅を購入している方

・電気料金について知りたい方

 

このような方は是非最後までお読みください。

 

1 一戸建てでの電気料金対策

一戸建てを持つと必ずかかってくる「電気料金」

 

住宅ローンはある期間が来ると終わりますが、電気料金は住み続ける限り毎月発生する費用です。

 

そんな電気料金ですが、いくつかの原発が再稼働することになると電気料金の値上がりは若干緩和されるかもしれません。

 

とはいえ、今後も電気料金は値上がりの方向で進むと考えておいた方がいいと思います。

 

というのも、脱炭素と電力供給の安定のために今後もさらに太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーが普及していくため、電気料金に上乗せされている

 

再エネ賦課金はますます高くなっていきます。

 

また自動車のEV化が本格的に進んでいけば、さらに電気の消費量が上がることが予想されるからです。

 

ゆえに、私たちは高騰が予想される電気料金への対策を早いうちから講じなければいけないのですが、そのためには一体どうすればいいのでしょうか。

 

電気料金対策について

では今も、そして今後も高騰が予想される電気料金の対策を考えてみましょう。

 

太陽光発電の設置

まず一つ目の電気料金対策ですが、太陽光発電の設置があげられます。

太陽光発電の普及が始まった10年ほど前は電気料金がまだ安かったため、発電した電気を売るために太陽光発電を設置していました。

しかし現在は、当時に比べて電気料金がずいぶんと高くなっているため、売るよりも「買わない」という選択を取ることで電気料金の負担を減らすという理屈です。

 

そんなわけで、鹿児島県の、注文住宅で一戸建てを建てる人全てに太陽光発電をつけることをオススメしています。

太陽光パネルの発電は25年という電化製品の中では異例の長さの保証がついています。

その年数が経過した後も、発電効率は若干落ちるものの、それなりに働き続けてくれる可能性が高そうですし一戸建てを持つなら太陽光発電の設置をすべきでしょう。

 

蓄電池の設置

そして2つ目の電気料金対策は「蓄電池の設置」です。

 

まずは太陽が出ている間の電気料金を買わないという選択を取っていただくわけです。

 

しかし個人的には、可能であれば太陽が出ていない間も、電気を買わないという選択を取っていただく方がなお良いと考えています。

 

そして、そのために必要なツールが「蓄電池」です。

 

蓄電池を設置しておけば、九州電力などの電力会社からほぼ電気を買う必要がなくなります。

なので、巷の電気料金が上がろうが全く気にする必要がありません。

 

また、自然災害を原因とする停電が起こった場合も、全く不自由を感じることもありません。

 

さらに、これから購入する車を電気自動車にした場合、その車の燃料代だって必要なくなります。

 

ゆえ、家から会社までの距離が遠い方などは、蓄電池を設置すると同時に、電気自走車に買い替える方が圧倒的に家計が楽になるんじゃないかと思っている次第です。

 

電気自動車は購入時の価格が少し価格が高いものの、かなり多額の補助金も出るし、税金だってかなり割安ですしね。

 

というわけで、高騰する電気料金対策を挙げると、「太陽光発電」と「蓄電池」の設置はもちろんのこと、場合によれば電気自走車にチェンジしていただくのが良いのではないかと思っている次第です。

 

電気料金は住宅ローンと違って生涯払い続けないといけない費用です。

電気料金対策を講じたか講じていないかでとてつもなく家計のゆとりに差が生まれてくるでしょうしね。

 

とはいえ、蓄電池はまだ価格が高いため、あくまで設置した方がいいかどうかは、

太陽光発電同様にシュミレーションした上で決めた方が良いでしょう。

シュミレーションの中で採算が取れるかを把握しましょう。

 

 

電気料金対策の前提は一戸建てを持つこと

電気料金対策として

 

・太陽光発電の設置

・蓄電池の設置

 

を挙げました。

 

しかし、大前提としてこのセットを実現するためには、住むところが自ら所有する「一戸建て」であることが絶対条件となってきます。

 

分譲マンションはおろか、賃貸マンションや賃貸アパートも、自分のために太陽光発電も設置出来ないし、蓄電池や電気自動車の充電器も設置出来ないからです。

 

ですので、住む場所を考える時は、一戸建てを持つことを前向きに考えたほうがいいと思っています。

 

ただし、その場合注意すべきことは予算です。

というのも、現在は建築費が高騰しており、かつ、そのコストも高止まりした状態が続きそうだからです。

また、土地に至っても災害が予想される地域での建築が今後どんどん厳しくなっていきそうで、そうなれば建築代に加えて土地代まで高くなりそうだからです。

 

かつ、太陽光発電のパワコンや蓄電池なども寿命とともに買い換えないといけないので、それらのメンテコストも含めた長期的な目線を持って家づくりの予算計画を立てていただけたらと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

本日は「高騰する電気料金対策」について解説してきました。

 

太陽光発電や蓄電池を設置することで、電気を買わないという選択肢ができます。

 

また電気自動車に変えることで、燃料費の削減余地も出てくることでしょう。

 

なぜこのようなお話を注文住宅の建築を得意とする鹿児島県の工務店がしているかというと、「建築資材などの高騰」はどうしようもないからです。

 

このような社会情勢の中で注文住宅での家づくりを進める際に「建築資材が安くなるのを期待する」などのことはやめた方が良いと考えます。

 

それより、今の状況の中で、どうすればより負担も少なく、また快適な住まいづくりができるか?

 

という自身でコントロールできる部分に力を注ぐ方が望ましいと思うからです。

 

弊社は鹿児島にある工務店ですので、鹿児島の方にはこのようなお話をさせていただいております。

 

本日のテーマである電気料金は、家の性能の良し悪しや面積の大小によってというよりも、そこで暮らす「家族の人数」によって違いが生じます。

 

とりわけ家族の人数が多い方はこの電気料金に対する意識をより高く持っておいてくださいね。

 

それでは。