【第2弾】土地なしの方必見!家づくりで適切な土地面積を知る方法とは?

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・住宅購入を検討している

・土地の面積が適切かどうか知りたい

・何を基準に土地探しをすれば良いのかわからない

 

これらの方は、是非今回の記事をお読みください。

 

1 はじめに

今回のコラムは前回のコラムの続編となっております。

前回のコラムをまだお読みでない方は、ぜひ一度こちらからお読みください。

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自分が建てたい家の1階の面積をある程度把握しておくと、適切な土地面積を導き出しやすくなります。

 

前回のコラムから、それを算出するための方法を解説させていただいているのですが、前回の「玄関周り」と「LDK」に続き、今回は「水回り」と「収納」、そして「客間」についての解説をしていきたいと思います。

 

2 適切な土地面積を知るためのポイント

(1)洗面所、脱衣所、風呂、トイレについて

 

洗面と脱衣については、

 

分けてつくるか?それとも分けずにつくるか?

お子さんに女の子がいるか?と女の子の数、

主に室内干しで考えているか?

それとも室内干しはせず外に干すのか?

あるいは「カンタくん」などの乾燥機を主に使用するつもりなのか?

 

これらによって必要な面積が違ってきます。

 

例えば、女の子が複数いるとしたら割と小さいうちから小さな洗面台では物が溢れ出してしまうし、洗面台を使用する時間も長いため、朝の混雑した時間帯とっても邪魔だったりします。

 

ゆえに、通常洗面スペースは1帖なのですが、女の子が複数いらっしゃる方には、2帖をオススメさせていただく場合があります。

 

2帖あれば、棚にも色々と陳列出来るし、隣に並んで身支度出来ますからね。

 

洗濯機を置く脱衣室に関しては、室内干しされる場合は干すスペースのことを考えると最低でも2帖はあった方がいいかと思います。

 

全て室内干しという方に至っては出来れば3帖あった方がいいと思います。

 

逆に、室内干しの比率が低い方や「カンタくん」などの乾燥機を主に使う方なんかは、2帖もあれば充分です。

 

場合によっては洗面所も含めて2帖〜2.5帖あれば充分かもしれません。

 

続いてはお風呂です。

 

お風呂に関してはズバリ2択ですね。

1坪タイプにするか?

それとも1.25坪タイプにするか?です。

 

1坪=2帖なので、要は2帖でいいのかそれとも2.5帖必要なのかってことですね。

 

この広さの違いは浴槽ではなく洗い場の広さなので、洗い場が広い方が良いという方は、2.5帖タイプを選ばれるといいかもしれません。

 

トイレに関しては1ヶ所でいいのか?それとも2ヶ所必要なのか?

 

そして手洗いをどうするのか?

 

で面積が変わってきます。

 

便器と一体になったタンクについた手洗いでいいという方や、

タンクレスだけどトイレから出たところに洗面をつくる方や、

小さな手洗いがあればいいという方は1帖あれば充分なのに対し、

 

ホテルやお店のように洒落た手洗いスペースをトイレ内につくりたい方なんかは1帖では心許ないので、1.5帖ほど必要かもしれません。

 

というわけで、以上の内容を参考にしながら水回りスペースの面積を考えてみてください。

 

(2)収納について

では続いて「収納」について考えていきたいと思います。

 

収納に関しては集中型がお好みなのか?

それとも個別型がお好みなのか?

 

でつくり方が違ってきます。

 

集中型とは、いわゆるファミリークローゼットのことで、全員の衣類や持ち物を同じ場所で管理するってことですね。

 

一方で個別型とは個人個人でそれぞれ衣類や持ち物を管理するために部屋ごとに収納をつくるということですね。

 

個別型の場合、4人家族がそれぞれに1帖ずつ収納をつくるとしたら合計で4帖分収納が必要ということですね。

 

あるいは、夫婦の収納をウォークインクローゼットにしたい場合は、「子供たちの人数×1帖+W.I.Cの広さ」が収納に必要な場所ですね。

 

また、収納に関しては季節ものや日用品などをどこに置いておくのかも考えておかないといけません。

 

前回のコラムで解説した、広々としたパントリー収納をつくっていない方なんかは、衣類や持ち物収納とは別に納戸的な収納が必要かもしれません。

 

ですので、自分の家の荷物量とどうやって管理していくのかを考えつつ、必要な広さを導き出していただけたらと思います。

 

(3)客間について

では、最後に客間について考えていきたいと思います。

 

ズバリ客間に関しては、「平屋」の場合は不必要だというのが個人的な意見です。

 

仮に親御さんが泊まっていく場合でも、わざわざ年に数回のために一つ部屋を用意しなくても、子供部屋を使ってもらえばそれで済むからです。(子供が小さいうちは自分の部屋で寝ませんよね?)

 

仮にそんなシチュエーションになった場合、親御さんはお互い気を遣わなくていいように近くの宿を取る可能性もあるかも知れませんしね、

 

そんなわけで、個人的には客間は必要ないと思っているのですが、コストがかかったとしてもやっぱり欲しいとお考えの方は、4.5帖か6帖という広さで客間をカウントしていただければと思います。

 

3 まとめ

いかがでしたか?

 

前回の続編ということで、平屋の場合の適切な土地面積を知る方法を解説してきました。

 

洗面所、脱衣所、風呂、トイレ、収納、客間と、ご自身であればどれくらいの広さが必要なのか?

 

この部分をあらかじめ算出しておくことで、家づくりもスムーズに進んでいきますし、自身にとって無駄な部分を除いた土地探しができるようになります。

 

今回のコラムでも、ある程度具体的に数字を導き出せたでしょうか?

 

前回のコラムでは違うテーマで算出してもらう内容になっていますので、ぜひ一度ご覧ください。

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では、次回は寝室・子供部屋・書斎などの個室について考えていきたいと思います。

 

それでは。