注文住宅での家づくりで「貯蓄」は優先すべき?2つの支出や投資をおすすめする理由
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
今回の記事は以下のような方に向けて書いています。
1 貯蓄を優先した注文住宅での家づくり
住宅購入を検討されている方の中でも、毎月の収入から支出を差し引いた残りを貯蓄に回される方も多いのではないでしょうか。
しかし本気で貯蓄をするなら、収入から支出を差し引いた残りを貯蓄に回すのは有効ではありません。
まずは収入から貯蓄に回すお金を差し引き、残ったお金で生活するというスタンスにした方がいいと言われています。
つまり
「収入-支出=貯蓄」ではなく
「収入-貯蓄=支出」にすべき
ということなのです。
個人的には、これから家を建てる方にはこの法則に従ってライフプランを組んでいただきたいと思っています。
というわけで今回は、
貯蓄を優先することを前提とした場合、
「家づくりをどのように考えたらいいのか」についてお伝えしていきたいと思います。
あくまで個人的な価値観であり、賛同出来ない方もいるとは思いますが
とりあえず最後までお付き合いいただければと思います。
2 2つの支出
「支出」は大きく2つに分けられます。
「支出」の中には、「生活していく上で最低限必要な費用」と「遊びに行ったり好きなものを買ったりするゆとり費用」の2つがあります。
仮に「収入-貯蓄=支出」という選択をとった場合、より優先して削るべきは、「生活していく上で最低限必要となる費用」の方ではないでしょうか。
ゆとり費を大幅に削るとなれば、
・旅行はおろか、遊びに行くことも出来ない、
・好きなものを全く買うことが出来ない、
・趣味や楽しみを満喫することが出来ない
など、なんだか窮屈な人生になってしまいそうですからね。
子供と過ごすかけがえのない時間に全力を注ぎ込もうとすれば、それなりに費用がかかるわけですしね。
ゆえ、個人的には生活していく上で最低限かかる費用を見直すことをオススメしています。
では、そのためにどうすればいいのでしょうか?
固定費の削減
生活費としてかかる費用には、「変動費」と「固定費」が存在します。
つまり、毎月変動する費用なのか、毎月同じの費用がかかるのかで、生活費は算出できます。
そこで私が出来るだけ抑えるべきだと考えているのが、後者の固定費です。
さらにいうと固定費の中の一部である「住居費」と「車」を抑えるべきだと考えます。
実際、私自身も車にこだわらず、固執しないこともあって、「車」にかけるコストを出来るだけ抑えられるようにしています。
例えば、故障が少なく維持費が抑えられそうな国産車一択にしているし、そもそも価格の高い車を選択肢から削除しています
また、「家」に関しても、家を建てる仕事をしている私がこんなことを言うのもなんですが、マイホームには華美な装飾や過度な設備を採用していません。
結果、毎月の返済額は以前住んでいたアパートの家賃より安く済んでいます。
太陽光発電をつけているので、昼間は全く電気代を気にしなくていいし、加えてそのうち蓄電池をつければ、昼夜問わず電気代を気にしなくて良くなるので、快適に暮らせそうですしね。
やがて蓄電池を設置すれば、電気自動車の普及が進んだ時、ガソリン代もゼロに出来ますしね。
というわけで、個人的には家計の中で大きな割合を閉めるこの「2つの費用」を
出来るだけ抑えることをオススメしているというわけです。
「家」も「車」もどう考えるかによってそれぞれ毎月2〜3万円ぐらいずつ出費が違ってきます。
そして、浮いた費用を「貯蓄」に回していただき、残った費用を豊かな時間を過ごすために費やして欲しいと思っている次第です。
3 住宅購入時から投資をおすすめする理由
弊社では鹿児島県で注文住宅で家づくりをすすめられるご家族に対し、投資をおすすめしています。
なぜ住宅購入のタイミングで「投資」なのか?
それは「再現性が高いから」です。
例えば、急速的にお金を増やすためには、自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐ(残業・副業など)のではなく、事業投資をするのが最短ルートです。
しかし、これは誰もが成功するわけではないし、成功するかどうかに関わらず「時間」という大きな犠牲を必ずと言っていいほど払わなければいけません。
つまり大きな見返りを得るために、大切な家族に大きな負担をかけるリスクが高くなるというわけです。
一方で、金融投資にも、短期(中期)的なリスクはつきものですが、
長期的に考えればほぼリスクはゼロであることが過去のデータを見れば一目瞭然ですし、これは才能によって成功・失敗があるわけでもありません。
個人的には誰もが長期積立投資をするべきだと思っていて、そのために毎月の収入の中から最優先でそこに回すお金を可能な限り確保して欲しいと思っている次第です。
4 まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は「貯蓄」「固定費の削減」「金融投資」について解説してきました。
本記事をお読みの皆様は、注文住宅での家づくりや住宅購入をお考えの方ばかりかと思います。
不透明な未来への不安を少しでも緩和し、わずか20年足らずの「子育て」というかけがえのない時間をより豊かに過ごせるようになっていただきたいです。
より豊になるためにも、「見栄」や「欲」という感情を出来るだけ規制することで固定費を出来るだけ削減し、「再現性の高い長期積立投資」や家族との時間をより豊かにするための「ゆとり費」にお金を回すようにしていただけたらと思います。