住宅コストを下げるための3つのポイントを解説

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・新築住宅が欲しい

・平屋か2階建てで迷っている

・平屋について知りたい

 

これらの方は、是非今回の記事をお読みください。

 

1 住宅コストについて

前回のコラムでは、家づくりの予算と現実とのギャップを埋める方法について解説をいたしました。

まだお読みでない方は、こちらからお読みください。

前回の記事:

家づくりでの予算と、実際の金額とのギャップを埋める方法

 

自分の気に入った家を持つことが出来ると、日々の暮らしが豊かに感じられます。

 

ですので、私たち工務店は出来る限りお客様の理想を叶えたいと思っているのですが、家づくりで常に私たちの前に立ちはだかるのが、理想と現実との間に生じるギャップです。

 

つまり、気持ちを考えると全てを叶えてあげたいと思う反面、住宅ローン返済や家計のことを考えるとそういうわけにもいかない。

 

その落とし所をどうするのかに常に頭を抱えているというわけです。

 

ネットを開けば夢が膨らむ情報が氾濫しているし、建てる家の基準はどんどん高くなっていきます。

 

それに追い討ちをかけるようにインフレの影響も多く受けている中、それに逆行するように減っていっているのが「手取り金額」というのが社会の現実ですからね。

 

というわけで今回は、こんな時代の中住宅コストを必要以上に増やさないようにするたった1つの方法についてお伝えしていきたいと思います。

 

これは間違いなく家のコストが落ちる最善の手段なんですが、今回の記事をご理解いただいていないと実行するのが難しいです。

なんとなく受け入れてしまっている常識をリセットする意味でも、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

2 住宅コストを下げるための方法

住宅コストを抑えるために最も必要なことは「建てる家のサイズを抑える」ということです。

 

住宅コストは使う材料や品質よりも「面積」によって左右されやすいからです。

 

また、仕上げはSNSの普及によって、品質は国が定める基準の向上によって、抑えることが難しくなっているからです。

 

ゆえ、住宅を建てる時には、面積を数字だけで判断しないということを心がけていただきたいというのが私たち工務店の本音です。

 

かつ、住宅の面積が小さくなれば、1坪あたりの建築コスト(坪単価)も必然的に割高になるため、その辺も同時にご理解いただけると助かります。

 

3 家のサイズを抑えるための3つのポイント

先ほど住宅コストを下げるためには、家のサイズを抑えることが必要であるとお伝えしました。

 

では、実際に住宅のサイズを抑えるためには具体的にどのように考えていけばいいのでしょうか。

 

もちろん、サイズを抑えたことで暮らしやすさや使いやすさが悪くなったのでは全く意味がないので、それらを一切失わないようにしつつ実現することが大前提となります。

 

 (1)廊下

まず初めに考えるべきは、「これってなくてもいいのでは?」と思う場所を考えるということです。

 

例えば「廊下」です。

 

ただ人が通るだけの場所ではなく、廊下があれば空気の循環も遮ってしまいますからね。

 

せっかく断熱と気密を強化して、家全体に温度差が出ないようにしているのにです。

 

また、廊下が増えれば面積が増えるだけじゃなく、ドアやスイッチの数も増える可能性が高くなりますからね。

 

(2)客間

続いて考えていただきたいところがいわゆる「客間」と呼ばれている部屋です。

 

客間の使われ方は、例えばご両親やお友達が泊まりに来た際の寝る部屋です。

 

この客間は、年に数回しか使わない部屋のために数百万円もお金をかけると考えると、ちょっと勿体無い気がするからです。

 

ゆえに、弊社では基本的に子供部屋を1階につくり、子供部屋に客間機能も備えてもらうようにしています。

 

両親が泊まりに来るとしたら子供たちが小さいうちだけだろうし、子供たちは小さいうちは親と一緒に寝室のベッドで寝ていますからね。

 

(3)ランドリールーム

いわゆる「ランドリールーム」と呼ばれる部屋も本当に必要かどうかを考えていただきたいと思っている部屋です。

 

というのも、現在のお家は「ながら作業」がしやすいようになっているからです。

 

なんといっても、

 

・料理の支度をしながら

・子供たちの勉強の様子を見ながら

・洗濯物をたたみながら

・子供たちと一緒に遊びながら

 

これらを、実現出来る素晴らしい空間が今やお茶の間の定番と化した広々としたLDKですからね。

 

ゆえに、わざわざわずか数分間の作業のためだけに100万円以上のコストをかけるのは勿体無いではないかと思っている今日この頃です。

 

4 まとめ

いかがでしたか?

 

住宅コストを下げるために、家のサイズを抑える必要があります。

 

今回のコラムでは、住宅コストを下げることができるポイントをいくつかご紹介させていただきました。

 

お読みいただいた読者の方で「確かにそうかもしれない」と思っていただけたでしょうか。

 

これから家づくりを進められる方で、プランを作成中の方もおられるかと思いますが、今回の内容を理解してもらえると住宅コストを下げることができるでしょう。

 

また住宅のコンセプトとして「無駄を省く」という考え方を持ったSIMPLENOTEという住宅ブランドがあります。

 

これは弊社でも扱っている住宅ですが、SIMPLENOTEでの住宅は「廊下も客間もランドリールーム」もあまりありません。

 

その考え方は、当コラムでお伝えしている内容です。

 

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