住宅購入のタイミングで保険を見直す!2種類の保険と長期積立投資
こんにちは。
相塲工務店の相塲です。
弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。
自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。
今回の記事は以下のような方に向けて書いています。
・保険の見直しを検討したい
・少しでも効率よく資金を増やしたい
・新築住宅の購入を検討している
これらの方は、是非今回の記事をお読みください。
1 住宅購入の際に見直すべき保険の種類
鹿児島の住宅購入を検討されているご家族と日々お話をしておりますが、皆様非常に多くの保険に加入されているなという印象を受けています。
弊社は住宅を建築する鹿児島の工務店でありながら、保険の見直しのご提案も同時に行なっています。
今回も「保険」にまつわるお話です。
生命保険の仲間に「学資保険」と「医療保険」があります。
この2種類の保険は、生命保険同様に思い切って見直してもいい保険だと思います。
学資保険に関しては、20年近くもお金を運用するにもかかわらず、金利が低過ぎて全くお金が増えないからです。
そして医療保険に関しては、そもそも日本人は問答無用で「国民健康保険」に加入しており、そもそも国民健康保険がとても良い保険だからです。
では、以下でもう少し詳しくご説明していきたいと思います。
2 学資保険の見直し
結論から申し上げると、学資保険には入る理由がないと考えます。
現在の学資保険は、以前の学資保険のようにお金が増えず、増えるとしても銀行の預金程度なのでそもそも入る必要がないからです。
ですので、子供たちの大学への進学費用を学資保険で賄うという考えは、早々に捨てていただけたらと思います。
では、大学の進学費用はどうすればいいのか?
気になるその部分は、以下で解説します。
(1)学資保険ではなく長期積立投資
子供が生まれたばかりのご家庭や、まだ子供が小さいご家庭であれば、大学卒業までの期間で考えると20年前後の期間があります。
私は学資保険にかけようと思っていた金額を、そのまま長期積立投資に回していただくのがいいかと思います。
とはいえ、20年後思っていたように増えていないという状況も考えられますし、積み立てを開始した時期が遅い場合は運用期間が短いと思っていたように増えていないという状況も考えられます。
こんな場合は増えていない資産を切り崩さずに「奨学金」という手段を使っていただくのがいいと思います。
(2)奨学金という選択肢を持つ
大学費用を「奨学金」という選択肢を持つことは必要です。
しかし奨学金はローンであり、子供に借金を背負わせることになるため、利用してはいけないという意見もあります。
しかし、奨学金は金利も低いし、返済が始まるのも大学を卒業してからであるため、子供たちに払わせるのではなく自分たちで払っていってもいいわけなのです。
子供たちが働きだせば、子供たちにお金がかからなくなるので親も家計に若干のゆとりが生まれますしね。
そんなわけで、この学資保険に回そうと思っていた資金はそっくりそのまま「長期積立投資」に回していただけたらと思います。
3 医療保険の見直し
住宅購入をご検討中のご家族では、医療保険に多くの費用を支払われている方もおられます。
この医療保険に関してですが、日本では全員が「国民健康保険」という最強の保険に問答無用で加入しているため、必要最小限しか入る必要がありません。
国民健康保険があることによって私たち国民は30%しか医療費を負担しなくていいわけです。
それに加えて高額療養費制度を利用出来るため、大病を患ったとしても病院に支払う費用は十数万円程度で済みますからね。
仮に医療保険に入るのであれば、高額療養費制度では補えないことにだけ備えておくのでいいのではないかというのが個人的な考え方です。
そして、見直すことによって若干でも浮いた医療保険の掛け金も学資保険同様「長期積立投資」に回していただけたらと思います。
4 住宅購入前に必ず資金計画を
住宅を購入する、新築住宅を建てたい方は必ず資金計画からスタートします。
この資金計画は、多くの住宅会社や工務店でも行うため「1回したから必要ない」とおっしゃられる方も多いです。
しかし資金計画は、住宅会社や工務店によってそれぞれやり方や考え方が違い、金額もかなり変わってきます。
弊社の考えとしても、資金計画は実際に住宅を建てることを依頼する工務店と一緒に行うことが大切だと考えます。
弊社では鹿児島市の住宅購入検討者様には、土地や建物にかけられる予算を明確にする資金計画だけではなく、今回のテーマでもある「保険の見直しのご提案」も必ず行なっております。
長期積立投資に関しのお話も同じくです。
保険だと病気や怪我の時にしかお金がおりてこないのに対し、いつでも出し入れ出来る場所にお金を貯めていっておけば、病気や怪我以外の用途にもお金を使うことが出来ますしね。
というわけなので、住宅を建てるタイミングで生命保険は全て見直していただき、全て「長期積立投資」による貯蓄に回していただけたらと思います。
5 まとめ
今回は「学習保険」と「医療保険」を見直し、長期積立投資に回すことが望ましいのではないかというお話をさせていただきました。
住宅購入という人生の一大イベントの際、一つのきっかけとし今までの保険の見直しをする良い機会であると考えております。
保険に関してだけではなく、大きな固定費となる「車」に関してもです。
燃費や税金のことを考慮すると同時に出来るだけ車体費用を抑えて、少しでも長期積立投資に回す資金をつくっていただくことをオススメしています。
運用資金が多ければ多いほど、これから先の不安がより払拭出来るのは間違いありませんからね。
これから新築住宅の家づくりを進めていかれる方の参考になれば幸いです。
それでは。