【新築住宅】住宅ローンで保険の見直しが必要な理由

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

 

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

 

・新築住宅が欲しい

・月々の住宅ローンの返済負担の軽減方法を知りたい

 

これらの方は、是非今回の記事をお読みください。

 

 

1 住宅ローンを組む際生命保険を見直す

新築で住宅を購入する、家づくりを進めている方であれば「保険の見直し」を検討されている方もおられるかもしれません。

 

それはご自身のお考えからの見直しもあるかもしれませんし、住宅建築を依頼する工務店からの提案もあることでしょう。

 

弊社では必ず、家づくりに取り掛かると決めたら現在入っている生命保険を見直すことをオススメしています。

 

というのも、家を建てるにあたりほとんどの方が住宅ローンを利用すると思います。

 

実は住宅ローン金利の中には、もしものことが起こった時のために「生命保険料」が含まれています。

 

つまり、住宅ローンの名義人にもしものことが起こった場合、生命保険会社から銀行に全額繰り上げ返済が実行されることで住宅ローンの残債がゼロになり、経済的な負担が大きく減るというわけですね。

 

もちろん、もしものことが起こった場合、収入が激減してしまうのも事実なので、「そうは言っても・・・」と思ってしまうかもしれません。

 

しかし少々辛辣なことを申し上げると、保険料や車の維持費、食費や生活費などの負担も大幅に減ることでしょう。

 

それに加えて遺族年金も支給されるため、もしものことが起こっても、これまで通り奥さんが仕事を続けることさえ出来れば、実は生活は苦しくならないどころかむしろ楽になるかもしれないのが良くも悪くも現実です。

 

ゆえ、新築住宅を購入する、家を建てると決めたら、すぐ生命保険の見直しに

取り掛かって欲しいと思っている次第です。

 

2 貯蓄型の生命保険

また、銀行にお金を預けていても全くお金が増えないことから「貯蓄性」という機能を重視して生命保険に入っている方も多くいらっしゃると思います。

 

これも弊社では、全て見直してもいいのではないかと考えています。

 

理由は、今後数十年にも渡ってお金を預けていくにもかかわらずわずか20%程度しかお金が増えないからです。

 

つまり、保険会社にお金を預けるよりも自分自身で長期積立投資をしていった方が、過去の歴史を見る限りお金がより増える可能性が高くそっちを優先したほうが良いからというわけですね。

 

3 生命保険を見直し長期積立投資

保険で増えた分には課税がされるのに対し、「NISA」を利用しつつ長期積立投資をしていった分には一切課税されません。

 

要は手取りベースで考えるとさらに差が開くというわけですね。

 

そんなわけで、もしもの時のことや将来に備えて入っている生命保険は、新築住宅を購入する、家を建てるタイミングで全て見直し、その浮いた資金を「長期積立投資」に回していただきたいと思っている次第です。

 

 4 生命保険を見直して問題はないのか?

とはいえ、新築住宅の購入や家づくりを考えたタイミング、住宅ローンの前に、いきなり全ての生命保険を全て解約するとなると、保険会社の方から猛反対を受けるでしょう。

 

そして全力で繋ぎ止めようとされるでしょうし、自分自身も不安を感じると思います。

 

しかし、冷静に問題点があるかどうかを考えてみるとどうでしょうか。

 

「保険」が持つ最大のメリットである「死亡保証」が必要である期間というのは、子供たちが親から巣立っていくまでの期間だけと考えることができます。

 

子供たちが自分で働きお金を稼ぎ出した途端、保証は必要なくなるのではないでしょうか。

 

あなたのパートナーだって自分が生活していく分ぐらいなら問題なく稼ぐことが出来るでしょうしね。

 

(1)保険の解約が不安な方へのご提案

そんなわけで、生命保険を見直し、全てを解約するのが不安だという方には、子供たちが巣立っていくまでの期間だけ、最も保険料が安い掛け捨ての「定期保険」に入っておくことをオススメさせていただいています。

 

考えようによれば、その保険に入っている期間何も起こらなければ、掛け金をドブに捨てるようなものとも捉えられますが、毎月1,500円を20年入ったとしても合計支払額は36万円です。

 

その金額でもしもの時に充分に備えられると考えれば、悪くないのではないでしょうか。

 

というわけなので、新築住宅の購入や家を建てる時の住宅ローンの前には、現在入っている生命保険の見直しを積極的に検討していただければと思います。

 

 

5 まとめ

いかがでしたか。

 

住宅ローンの前に、今の生命保険を見直し浮いた金額を長期積立投資に回すことは、非常に合理的な考え方とも言えるかと思います。

 

なぜなら、住宅ローンには生命保険料も含まれているからです。

 

住宅ローンの返済金額に、生命保険料を支払っているわけなので、それ以上に生命保険に加入されているのであれば、保険の見直しは有効な手段となるでしょう。

 

月々の返済金額の負担がネックになって新築住宅の購入を躊躇されていた方には、もしかすると良い形での資金計画がご提案できるかもしれません。

 

住宅ローン前に生命保険の見直しをし全て解約することをオススメするのではなく、別の選択肢も存在することを今回のコラムから知っていただければと考えています。

 

それでは。