七吾三家　はなれ　改装工事

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七吾三家　はなれ　改装工事

施工へのこだわり
仕様

施工へのこだわり

鹿児島市の荒田八幡神社と荒田小学校のちょうど中間地点に位置する居酒屋。
改装前の1階部分は託児所、2階は貸家としていた。
現場調査を行った際に1階と2階床との空間がかなり広く、間口も広かった。2階床組の梁には鉄骨を使用していた事もあり、ロフトを計画できる建物である事が分った。
そこからプランの幅が広がりイメージの幅の引出も増えた。
リノベーションを行うにあたり、お施主様のコンセプトが個室を活かした居酒屋、
他にはない居酒屋にしたいとの要望を踏まえロフトと個室を融合、隠れ家的な部屋の計画ができた。
1階は個室3室（1室6席）が間仕切りを取ることで22席確保できる掘りこたつ式の座席になり、ロフト部分も個室3室（1室4席座敷）が間仕切りを取ることで16席確保できる空間と、1階玄関、トイレの上にも座席と小カウンターを設けた座席も確保できた。
和をイメージした内装になっており、床には竹のフローリングを使用。表面にはクリア塗装を施した拭き掃除をしやすい材料にして、白っぽいタイプと茶色っぽいタイプの2種類を張り分け単調な色合いにならない様にした。
クロスは一部竹や笹の模様が入った物や紺を基調とした落ち着いた仕様に仕上げ、白とグレイ色を交えた塗装も壁や下駄箱の扉に塗る事で遊び感を出した。
1階奥に厨房を設けているが、1階とロフトへの配膳の動線に少々頭をひねったが上手く計画できた。