住宅ローンは固定金利と変動金利どちらを選ぶべき?鹿児島市で家づくりをする子育て世代の資金計画
マイナス金利が解除され、インフレも慢性化しつつある現在。住宅ローンの金利は今後上昇する可能性が高く、鹿児島市で新築住宅を検討している子育て世代にとって「固定金利を選ぶべきか、変動金利を選ぶべきか」は非常に重要なテーマです。
2025年現在、変動金利はおよそ0.7%、固定金利は約1.8%と、その差は1.1%。この差は、家づくりにかけられる予算や返済計画に大きな影響を与えます。
本記事では、鹿児島市で家づくりを考えている方に向けて、固定金利と変動金利それぞれの特徴とリスク、返済シミュレーション、家計を守るための資金計画の立て方を詳しく解説します。
マイナス金利解除後の住宅ローン環境
金利上昇リスクが高まる現在の住宅ローン事情
これまで長く続いた超低金利政策は、2024年に終了しました。マイナス金利の解除により、市場金利は上昇傾向にあり、住宅ローンの金利も影響を受けています。インフレも続いているため、今後さらに金利が上がる可能性も否定できません。
金利が上がると返済額は大きく変動します。例えば0.5%の上昇でも総返済額は数百万円単位で増えるため、家づくりの資金計画において金利の選択は重要な判断材料です。
変動金利と固定金利の差(0.7%と1.8%の現実)
2025年時点では、変動金利が0.7%前後、固定金利が1.8%前後。この差1.1%は小さく見えますが、40年という長期ローンでは大きな差になります。鹿児島市で4,000万円規模の新築を考える場合、この差が返済総額にどれだけ影響するかを理解することが大切です。
4,000万円を40年借入した場合のシミュレーション
固定金利の場合の返済額と家計への影響
仮に4,000万円を固定金利1.8%・40年返済で借りた場合、毎月の返済額は 116,962円。
現在の家賃より高くなる方が多く、さらに新築住宅を持てば固定資産税や火災保険料も必要になります。総支出は賃貸時より確実に増えるため、教育費や生活費とのバランスを取ることが重要です。
そのため、学資保険や医療保険を含めた生命保険の見直し、車にかける費用の削減などで家計全体を調整する必要があります。さらに理想的には、住宅の建築費を抑える工夫(例:4,000万円の予算を3,700万円に減らす)を検討することが望ましいでしょう。
変動金利の場合の返済額とリスク
同じ条件で変動金利0.7%を選ぶと、毎月の返済額は 95,567円。固定金利より 21,395円 も安くなり、家計に余裕が生まれます。
ただし、変動金利は半年ごとに金利が見直され、将来金利が上昇するリスクがあります。5年間は返済額が変わらないルール、返済額は5年ごとに見直されても125%までという上限ルールはありますが、それでも金利上昇時には元本が減りにくくなり、未払い利息が積み重なる危険があります。
そのため、変動金利を選ぶ場合は、浮いた差額を丸ごと貯蓄に回し、将来の繰上げ返済や返済負担増に備えることが不可欠です。
固定金利を選ぶメリットと注意点
返済額が変わらない安心感
固定金利の最大のメリットは、返済額がずっと一定であること。将来の金利上昇を心配せず、長期的に安定した返済計画を立てられるのは大きな安心感につながります。
家計にのしかかる固定資産税・火災保険料
ただし、住宅を購入すると固定資産税や火災保険料が新たに発生します。これらは賃貸時には不要な支出であり、家計に追加の負担となります。固定金利を選んで返済額が重くなる場合、これらを含めたトータル支出を必ずシミュレーションしておきましょう。
保険や車の費用を見直して家計を調整する
返済額が高くなる固定金利を選ぶ場合、保険料や車の維持費といった固定支出を見直すことが家計の安定につながります。特に鹿児島市では車が生活必需品ですが、所有台数や車種を工夫するだけで大幅な節約が可能です。
変動金利を選ぶメリットとリスク
返済額が安く抑えられるメリット
変動金利は初期返済額が低く、同じ借入額でも固定金利より毎月の負担を減らせます。鹿児島市で子育てをしながら家づくりを進める家庭にとって、この差額は教育費や生活費に充てられる大きなメリットです。
半年ごとの金利見直しと5年ルール・125%ルール
変動金利には「半年ごとの金利見直し」「5年間は返済額が変わらない」「返済額は125%までしか増えない」というルールがあります。これにより、急激に返済が跳ね上がることはありませんが、長期的には返済総額が増えるリスクを抱えています。
繰上げ返済資金を準備してリスクに備える
変動金利を選ぶなら、余裕のあるうちに差額を貯蓄し、繰上げ返済資金を積み立てておきましょう。金利が上昇しても元本を早めに減らせれば、総返済額の増加を抑えることができます。
固定と変動どちらを選ぶべきか?判断基準
安心を優先するなら固定、柔軟性を重視するなら変動
「安心感」を重視するなら固定金利、「初期負担の軽さ」と「柔軟な資金運用」を重視するなら変動金利が適しています。どちらを選ぶかは家計の状況とライフプラン次第です。
浮いた返済額をどう使うかで将来の家計が変わる
変動金利で浮いた返済額を消費に回すと、金利上昇時に家計が苦しくなる恐れがあります。反対に、差額を計画的に貯蓄すれば、リスクを和らげつつメリットを享受できます。
鹿児島市で家づくりを進める子育て世代へのアドバイス
鹿児島市は教育費や車の維持費など生活コストが一定かかります。子育て世代は将来の教育資金や老後資金も見据え、住宅ローンの金利タイプを選ぶ必要があります。安定を優先するか、柔軟さを取るかを夫婦でしっかり話し合いましょう。
まとめ|住宅ローン選びで失敗しないための資金計画
鹿児島市で新築住宅を建てる子育て世代にとって、住宅ローンの金利選びは家計の将来を左右する大きな決断です。
- 固定金利は返済額が一定で安心だが、毎月の負担は重い
- 変動金利は返済額が軽く始められるが、金利上昇リスクがある
- 固定資産税や火災保険料など、家を持つことで増える支出も考慮が必要
- 変動を選ぶなら差額を貯蓄に回し、繰上げ返済でリスクに備える
- 夫婦でライフプランを話し合い、資金計画を堅実に立てることが重要
最終的に「安心」と「柔軟性」のどちらを優先するかは家庭ごとに異なります。固定と変動の特徴を理解し、自分たちの家計に合った住宅ローンを選びましょう。

