平屋の間違ったイメージを払拭|若い世代こそ平屋が最適な理由と2階建てとの価格差の真実
「平屋は高い」「平屋は年配の人が建てる家」
こんなイメージを持ったまま家づくりを進めていませんか?
実はここ数年、鹿児島市でも20代・30代の若い子育て世代を中心に「平屋」を選ぶ家庭が急増しています。以前は2階建てが当たり前でしたが、暮らしやすさ、老後の安心感、家事動線の効率の良さなど、あらゆる面で平屋のメリットが見直されてきています。
それでも「平屋=高い」「平屋=豪邸」「平屋=広い土地が必要」など、正しくないイメージにとらわれて選択肢から外してしまう人がいまだに多いのが現実です。
しかし実際には、平屋と2階建ての価格差はほとんどなく、むしろ間取りによっては平屋のほうが安くなるケースすらあります。また、子育て世代にとっても平屋はメリットが多く、暮らしのストレスを大幅に軽減できます。
今回は、鹿児島市で家づくりを検討する子育て世代に向けて、平屋に対するおかしな先入観を払拭し、「本当に暮らしやすい家はどちらなのか」を深く掘り下げます。
平屋には根強い誤解や偏見が多い
平屋=年配の方向けという誤解
平屋は「歳をとってから建てる家」というイメージが強くあります。階段がないから高齢者でも安心、それはただしい一方、若い世帯だって未来の高齢期を迎えるのは同じです。
「歳をとったら平屋に建て替えよう」
これは簡単にできることではありません。建替え費用、引っ越し、仮住まい、ローン、時間…。現実的ではありません。
だからこそ、最初から平屋を選ぶという選択は若い世帯にとってむしろ理にかなっています。人生100年時代、長く住む家だからこそ「歳をとってからも安心して住める」という視点はとても重要です。
平屋=高いという誤解
「平屋は2階建てより高い」と言われますが、実際にはそうとは限りません。むしろ同じ家を比較した場合、平屋の方が安くなるケースもあります。
この理由は後述しますが、要点は以下の3つです。
・階段がないため面積が小さくなる
・廊下を最小限にできる
・必要のない部屋を作らずに済む
平屋=豪邸というイメージは完全な思い込みです。
平屋=広い土地がないと無理という誤解
鹿児島市の分譲地は50坪台が多く、「平屋は建てられない」と誤解されがちですが、実際には50坪あれば3LDKの平屋は十分建ちます。
40坪台でも工夫次第で建てられることも多く、土地の広さが理由で平屋を諦めるのは早計です。
平屋と2階建ての価格はほとんど変わらない
なぜ価格が変わらないのか?
平屋の価格が高いと思われがちな理由は「坪単価が高く見える」からです。しかし坪単価はあくまで「1坪あたりの単価」であり、家の総額は面積によって変わります。
平屋は以下の理由で面積を小さくできるのが大きなポイントです。
階段が不要
廊下が少ない
余計な部屋をつくらない
全ての居室が1階にあり、動線が短くなる
この4つが、平屋の面積を2階建てより数坪削減できる理由です。
実際の試算で比較するとほぼ同額になる
例として、35坪の2階建てを平屋に変換した場合を考えてみます。
階段:2坪削減
廊下+2階トイレ:2坪削減
合計:4坪削減
つまり35坪 → 31坪へ減少。
2階建て 坪単価80万円
平屋 坪単価90万円
という少し割高な設定でも、
35坪×80万円=2,800万円
31坪×90万円=2,790万円
ほぼ同額になります。
坪単価が高く見えても、
総額で見ると平屋の方が安くなるケースさえあります。
家の面積は小さくても“体感の広さ”は平屋の方が上
不思議なことに、平屋は面積が小さくても体感は広く感じます。理由は以下です。
・ワンフロアで移動がしやすい
・天井を高くしやすい
・空間が上下に分断されない
・視線の抜けがつくりやすい
数字上の面積より、実際の暮らし心地の方が大切です。
子育て世代が平屋を選ぶべき理由
子どもが小さい間は1階にすべてがある方が生活が楽
子育て世代にとって平屋が向いている最大の理由は「生活動線の良さ」です。
小さな子どもは必ず親の近くにいたい。
2階に子ども部屋をつくっても、結局使われないという声は本当に多いです。
さらに子どもが使ったものをいちいち2階に片付けるのは現実的ではなく、結局リビングに物があふれてしまう…。
しかし平屋なら、
・子ども部屋が1階
・リビング近くなら片付けも一瞬
・勉強スペースも作りやすい
「散らかる問題」は驚くほど改善します。
家事動線の圧倒的な効率性
平屋の家事動線は、とにかくストレスがありません。
・上下移動がゼロ
・洗濯が楽(干す・取り込む・片付けるが1階で完結)
・掃除がしやすい
・ロボット掃除機がフル稼働できる
・布団干しも簡単
特に共働き家庭が多い鹿児島市の子育て世代にとって、
日々の「ちょっとした負担」が減ることは大きなメリットです。
安全性(階段事故ゼロ)と老後までの安心を同時に実現
階段は事故が多い場所です。
子どもが落ちる心配、年を重ねた時に転倒する心配。
平屋はそのすべてをゼロにできます。
今も、未来も、ずっと安心して暮らせる家。
これこそ平屋が持つ最大級の価値です。
冷暖房効率が良く光熱費が下がる
ワンフロアのため空間を一体管理できるので、
冷暖房効率が格段に良くなります。
2階建ては階段や吹き抜けから空気が逃げやすく、
冷暖房費が高くなりがちですが、平屋はその逆です。
鹿児島は夏が長く、冷房費がかかる地域です。
平屋は光熱費が下がりやすく、長期的にも家計に優しい家です。
平屋を選ばない理由の多くは“イメージの誤解”
平屋=高い、は勘違い
坪単価ではなく総額で見れば違いがない。
むしろ安くなるケースも多い。
平屋=年配向け、は勘違い
実際には若い世帯の方がメリットを享受する。
平屋=豪邸、は勘違い
間取り次第でコンパクトにもコスパ良く建てられる。
平屋=狭い土地では無理、は勘違い
50坪台で十分建てられる。
多くの「平屋に対する悪いイメージ」は、
事実ではなく“昔の常識”のまま止まっているだけです。
では平屋を選ぶときに気をつけるポイントは?
採光の確保は必ずチェック
平屋は四方が囲まれると暗くなりやすいですが、
採光設計をきちんと行えば問題ありません。
・高窓
・吹き抜け
・中庭
・勾配天井
・天井窓
これらを組み合わせれば、
むしろ2階建てより明るい平屋をつくれます。
土地選びは慎重に
平屋は横に広がるため、
同じ延床でも2階建てより建築可能面積(建ぺい率)に注意が必要です。
鹿児島市の土地は形が複雑なものも多いため、
プロの設計士と一緒に土地を選ぶことが重要です。
通風計画がポイント
平屋は風の抜けを作りやすい反面、
窓計画が悪いと湿気がこもりやすい面があります。
しかし設計次第でいくらでも解決できます。
まとめ
平屋には古いイメージや誤解がつきまとっていますが、実際には子育て世代にこそ最適な選択肢です。
平屋に対する正しい理解をまとめると、平屋は高くない。
総額では2階建てとほぼ同じ面積が小さくなり、
間取りもシンプルで効率が良い
子育て世代の日常のストレスが激減する
家事動線・生活動線が圧倒的にラク
階段事故ゼロで安全
住宅性能を最大限活かせる
老後まで安心して暮らせる
採光・通風は設計で解決できる
鹿児島市で家づくりを検討する子育て世代のみなさまには、ぜひ一度“平屋という選択肢”を冷静に検討していただきたいと思います。
先入観やイメージではなく、「暮らしやすさ」「コスト」「将来の安心」この3つの基準で見れば、平屋がいかに優れた選択肢かが分かるはずです。

