住宅ローンの借入額はどう決まる?鹿児島市で家づくりをする子育て世代が知るべき資金計画
家づくりを進める上で、多くのご家庭が最初に直面する課題が「住宅ローンの借入額をどう決めるか」です。
鹿児島市で新築住宅を検討している子育て世代にとって、住宅ローンの借入額は単なる数字ではなく、これからの暮らしや教育費、貯蓄、老後資金にまで影響する重大なテーマです。
この記事では、住宅ローンの借入額がどのように決まるのか、資金計画をどう立てるべきかを具体的なシミュレーションを交えて解説します。さらに、金利や返済期間による違い、家づくりに潜む“数字マジック”の落とし穴、無理のない家計管理のポイントについても詳しくお伝えします。
住宅ローンの借入額はどう決まるのか
借入額を左右する3つの要素(返済額・金利・返済年数)
住宅ローンの借入額は、主に以下の3つで決まります。
- 毎月の返済額
- 金利(変動金利か固定金利か)
- 返済年数
つまり、家づくりの資金計画とは「この3つをどう組み合わせるか」を考えることにほかなりません。
資金計画とはこの3つをどう組み合わせるかを考えること
例えば、毎月の返済額を10万円に設定しても、選ぶ金利や返済年数次第で借入可能額は大きく変わります。この差を理解せずに土地や建物を選んでしまうと、思わぬ予算オーバーにつながりかねません。
返済額と金利の違いで変わる借入可能額
変動金利と固定金利の比較シミュレーション
仮に「毎月10万円」「返済期間35年」と設定した場合を考えてみましょう。
- 変動金利0.7%の場合 → 借入可能額は 3,724万円
- 固定金利1.8%の場合 → 借入可能額は 3,114万円
同じ返済額でも、金利の違いだけで 610万円 も借入額に差が出るのです。
この610万円の差は、そのまま家づくりにかけられる予算の差になります。
同じ返済額でも借入額が数百万円変わる理由
金利が高いと利息の負担が増え、元本の返済に回せる金額が少なくなります。そのため、同じ返済額でも借入可能額は小さくなります。逆に金利が低いと利息負担が軽く、より多くの元本を返済できるため、借入可能額は増えるという仕組みです。
返済年数を変えるとどうなる?
35年返済と40年返済の差額を具体例で解説
返済額と金利が同じでも、返済年数を延ばすことで借入額は増えます。
例えば「毎月10万円」「固定金利1.8%」と設定した場合、
- 35年返済 → 借入額 3,114万円
- 40年返済 → 借入額 3,419万円
となり、たった5年延ばすだけで 305万円 も多く借りられます。
変動金利と固定金利でさらに開く借入額の差
同じ「毎月10万円」でも、変動金利0.7%なら、
- 35年返済 → 3,724万円
- 40年返済 → 4,185万円
と大きな差が出ます。
つまり、固定金利35年と変動金利40年では、借入可能額に 1,071万円 もの違いが生じるのです。
この数字は資金計画の重要性を示す一方で、リスクを伴う大きな判断材料でもあります。
数字マジックに惑わされないために
返済額を上げると借入可能額はどこまで増えるのか
金利0.7%・返済期間40年で試算した場合、毎月の返済額を変えると以下のようになります。
- 10万円返済 → 借入額 4,185万円
- 11万円返済 → 借入額 4,604万円
- 12万円返済 → 借入額 5,022万円
返済額を1〜2万円増やすだけで、借入可能額は数百万円単位で増えます。
資金計画を誤ると予算が青天井になるリスク
一見「夢が広がる」と思えるかもしれませんが、これは“数字マジック”です。資金計画を誤れば、家づくりの総予算はあっという間に膨れ上がり、将来的な家計に大きな負担を残します。
家計を守るために考えておくべきこと
金利上昇や収入減少が与える影響
変動金利を選んだ場合、将来的に金利が上がれば返済額は増えます。また、夫婦どちらかの収入が減った場合、返済負担は一気に重くなります。
返済額が増えると貯蓄に回せなくなる現実
住宅ローンの返済が家計を圧迫すると、教育費や老後資金に回す余力がなくなり、貯蓄不足につながります。家を持つことで安心したはずが、逆に「お金の不安」を抱え続ける暮らしになるリスクがあるのです。
無理のない資金計画を立てるためのポイント
- 借入額を「世帯手取りの25%程度」に抑える
- 返済年数を長くしすぎない
- 万一の収入減少に備え、生活防衛資金を確保しておく
- 固定資産税・火災保険・修繕費用など将来の出費も計画に含める
これらを意識することで、安心して家づくりを進めることができます。
まとめ|鹿児島市で無理のない住宅ローンを組むために
鹿児島市で新築住宅を検討している子育て世代にとって、住宅ローンの借入額をどう設定するかは、家づくりの成功を左右する大きな要素です。
- 借入額は「返済額・金利・返済年数」の組み合わせで決まる
- 金利や返済年数の違いで、数百万円〜1,000万円以上差が出る
- 毎月の返済額を増やせば借入可能額は膨らむが、リスクも拡大する
- 資金計画を誤ると、教育費や貯蓄不足で後悔につながる
数字マジックに惑わされず、冷静に資金計画を立てることが大切です。
「無理なく返済できる額」を見極め、安心して暮らせる住まいを手に入れましょう。

