住宅に窓って必要なの?窓が持つ3つの事実を解説

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。

 

目次

1 豊かな暮らしに窓は必要なのか

2 住宅における窓の3つの役割

3 窓についての問題の解決策

4 無駄な窓を作らない住宅

5 窓にまつわる事実

1 豊かな暮らしに窓は必要なのか

注文住宅のみならず新築一戸建てを購入するとなぜか「窓」が沢山ついてくる事に疑問を感じたことはございませんか。

本日はそんな「窓」についてほお話です。

 

例えば、念願の新築で暮らし出してしばらく経ったある日のこと、リビングやダイニングに設けた大きな窓からいつも外が感じられるとしたらどうでしょうか。

そして空に浮かぶ雲や太陽の光が届くリビングはどうでしょう。

光り輝く星空を当たり前のように見ることが出来るとしたら、暮らしがより心豊かなものになるのではないでしょうか。

 

例えば、晴れた日の朝、サンサンと朝日が射し込む明るいダイニングテーブルで

外を感じながら家族で朝食をとることができればどうでしょう。

 

また、気候がいい時期の休日に、外であるにもかかわらず人目を気にすることのないデッキテラスでまったりとコーヒーが飲めるとどうでしょうか。

 

例えば、夜に照度を抑えた落ち着いたリビングでゆっくりと過ごしています。

そこから目に入るデッキテラスに飾られているライトアップされた植栽と星空を眺めながらまったりとソファーで過ごす夜の時間がどうですか。

 

また、デッキテラスに出てキラキラと輝く星空の元、ランタンに火を灯しまるでキャンプ気分で、家族みんなで夕食を食べられるのはいかがでしょうか。

 

例えば、しんしんと雪が舞う中、うっすらと雪化粧されたデッキテラスと、外用のクリスマスツリーを暖かいリビングから眺めている子供の姿を想像するとどうでしょうか。

 

いかがですか?

これらは全て弊社が建てる住宅で体験出来ることばかりです。

想像の中ですが、きっと、とても素敵な暮らしだと感じていただけたのではないでしょうか。

 

住宅には意味のある窓と意味のない窓の2種類があります。

 

上記の窓は全て、「意味のある窓」です。

 

さて、今回はおうち時間をより豊かにするために最も大切な要素となる「窓」についてお伝えしていきたいと思います。

 

内容としては、「窓が担う3つの役割」とその役割をまっとうしてもらうために

「必要なたった1つのこと」についてです。

 

2 住宅における窓の3つの役割

住宅には窓が必ずついています。

その窓に意味があるか、意味がないかは前述のとおりです。

 

窓が担う役割は、

「光を家の中に届けること」

「風が通る家にすること」

「外との一体感を出すこと」

この3つです。

 

実際に建っている家を見渡してみると、およそ90%以上のお家が、この3つ全てを実現出来ていないのではないでしょうか。

 

理由は、全ての窓がカーテンありきの設計になっているからです。

つまり、カーテンによって光や風はもちろん、外とのつながりまでも

シャットアウトされてしまっているというわけです。

 

3 窓についての問題の解決策

窓が持つ3つの役割を全うするためにはどうすれば良いでしょうか。

その解決策は、「カーテンありきで窓を考えない」です。

 

カーテンありきで窓を考えてしまうと、どれだけ沢山窓をつくったとしても

それに比例して家が明るくはなりません。

また。窓が増えたことによって窓にかかるコストも増えてしまいます。

カーテンにかかるコスト、シャッターにかかるコストも増えます。

建築費用が高騰している最中、「窓」が原因で余計に住宅にかかる費用が増加してしまいます。

 

またコストだけではなく、「手間」も増えます。

窓が沢山あることで、窓掃除の手間も増えます。窓枠の上には埃が溜まりやすいですからね。

窓をつけることで家の壁が減ってしまう分、家の耐震性も悪くなるし、家の断熱性能も悪くなります。

そして家具のレイアウトもしにくくなり、収納もつくりにくくなります。

なにより窓が増え過ぎると戸締りの心配や防犯面の心配が増えてしまうことです。

外観で言うと窓が多くばればなるほど、外壁の汚れも目立ちやすくなりますしね。

 

というわけで、弊社では「カーテンありきの窓」を全く作らないようにしているというわけです。

 

4 無駄な窓を作らない住宅

このように住宅に「カーテンありきの窓」が沢山あれば、「コスト」「手間」「心配」が増えることになります。

しかし「カーテンありきの窓」を極力減らすことができればどうなるでしょうか。

 

例えば、窓の数を減らすことが出来、窓のコストも削減出来ます。

カーテンコストも限りなくゼロに近くなり、シャッターも全く必要ありません。

窓掃除の手間もグンと減るし、耐震性も断熱性も高くなるし、家具のレイアウトにも困りません。

収納も少なくならないし、戸締りの心配もしなくて良くなります。

なにより一番は、プライバシーが担保されるため、冒頭でお伝えしたような

開放的で贅沢で豊かな暮らしを日々送ることが出来るというわけですね。

 

5 窓にまつわる事実

窓を沢山つくれば、家が明るくなるわけではないということ。

窓を沢山つくれば、風通しが良くなるわけでもないということ。

窓を沢山つくれば、開放感が出るわけでもないということ。

 

この「3つの事実」は思っていた事実とは真逆のことかもしれません。

しかしこれが現実なのです。

今回のコラムをきっかけに弊社のような考え方があるということも、是非知っておいていただけたらと思います。

 

きっと、より豊かな住まいづくりが出来るようになるはずです。

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