土地を購入される方は必見!2つのコストを削減することが理想の住まいへの第一歩

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。

 

今回のコラムのテーマとしましては「土地」についてです。

 

注文住宅を建てたい!

そうお考えの皆様と「土地」の問題は切っても切り離せない大事な問題です。

 

注文住宅で家づくりを失敗しないために大事な事を今回もご紹介いたしますので、最後までお読みいただけますと幸いです。

 

目次

1 土地と住宅ローンの負担の関係

2 土地は購入するべきなのか

(1) 土地の面積を少しでも小さくすること

2) 家の面積を少しでも小さくすること

3 最後に

 

1 土地と住宅ローンの負担の関係

注文住宅で家づくりを検討中であったり、新築一戸建てをご検討の皆様であれば一度は必ずこちらの問題は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

 

【住宅価格の高騰】

 

原材料費の値上がりによって家の価格は約20%値上がりしています。

 

おそらくですが、この価格は高止まり状態が続くと予想されています。

 

個人的には住宅ローンの負担を軽減するために、実家に土地があるなら

そこに家を建てるという選択肢を、これまで以上に前向きに検討した方がいいと思っております。

 

もちろん、全員にその選択肢があるわけじゃないと思うので、今回はその選択を取れない方、つまり土地を買わないといけない方が住宅ローンの負担を軽減するためにはどうすればいいのかについてお伝えしていきたいと思います。

 

2 土地は購入するべきなのか

自身に理想の住宅像があったとして、実際には土地がないとその理想を叶えることはできません。

そんな土地をお持ちでない方は、全国で8割にも及ぶと言われております。

 

新しく土地を購入し、家を建てる方がやるべきことはたった2つです。

 

1 土地の面積を少しでも小さくすること

2 家の面積を少しでも小さくすること

 

です。

 

では、これら2つのやり方を以下でお伝えしていきたいと思います。

 

 (1) 土地の面積を少しでも小さくすること

土地ってある程度大きくないと理想の家って建てられなくない?

よく言われます。

 

例えば、

家を建てるにあたって必要な土地の広さは、

家+家の周囲スペース+駐車スペースです。

 

仮に必要な駐車スペースが3台で

建てたい家が約30坪の平屋だとしたら、

これを実現するためには

最低約55坪の土地が必要となります。

 

そして、仮にその地域の土地の価格相場が20万円だとしたら、

単純に土地代に最低1100万円かかることになります。

 

もちろん、自己資金(貯金・贈与)が多く、この土地を買ってもローン返済的に全然問題ないのであれば、その土地で決定しても構いません。

 

しかし資金計画の結果、土地にかける予算を落とすべきだとなったとしたら、もっと価格が安い地域で土地を探すことになります。

 

あるいはそれが嫌だとしたら、土地の面積を削るという選択を取るしかありませんよね。

 

単純に土地面積を10坪小さくして、

45坪の土地を購入すれば、

20万円×10坪=200万円も

予算を落とすことが出来るからです。

 

もちろんこの場合、土地が10坪小さくなった分、家の面積も10坪減ることになります。

 

家にそのままの広さを求める場合、平屋は諦めざるを得ず、どこかの部屋を2階につくらなければいけません。

設計のやり方さえ間違えなければ、家がコストアップすることもなければ、住みにくくなることもありません。

 

理由は、1階部分で20坪取ることが出来るとしたら、1階には玄関・ホール・土間収納・LDK(階段)・水回り・中庭に加えて、寝室とウォークインクローゼットまで充分取ることが出来るからです。

 

つまり、子育て期間中、やがて老後を迎えたとしても、1階に備わっておいて欲しいスペースが全て揃ってさえいれば、建てた後ずっとなんの問題もなく暮らし続けられるからというわけですね。

 

というわけで、住む地域を妥協したくないという方には、こういった柔軟な考え方を持っておいていただくことをオススメしています。

 

土地代で200万円もの予算を削ることが出来れば、建築コストの上昇を

全て吸収することは出来ずとも、大幅な負担増は回避出来るわけですからね。

 

(2) 家の面積を少しでも小さくすること

次に、土地同様に小さくした方がいいのが「家の面積」です。

当たり前のことですが、家が小さくなればその分確実に価格も減少するからです。

 

では、家の面積を小さくするためには、何をどのようにすればいいのか?

 

まず削減すべき項目は、部屋でもなく収納でもなく「廊下」です。

この廊下に関しては、間取りのつくり方次第で、1坪〜1.5坪ほど削れますので、40万円〜60万円ほどコストを削減出来ると思います。

 

次に考えるべきが「部屋の数」です。

単刀直入に申し上げると「客間」のことですね。

というのも、仮に時折親御さんが泊まりに来るとしても、わざわざそのために部屋をつくらずとも、

まだ自分の部屋で寝ていない小さな子供たちの部屋で寝てもらえばいいからです。

 

そして、この客間をつくらなければ3坪ぐらい面積を削減出来るので、ざっと考えても150万円ぐらいはコストを削減出来ると思います。

 

最後に考えるべきは、「寝室や子供部屋などの広さ」ですね。

今の家は昔の家に比べて収納が充実しているため、昔のように家具を持ち込む必要がありません。

家族みんながリビングで大半の時間を過ごすため、ただ寝るだけの部屋になっていますしね。

 

そんなわけで、これらの部屋もミニマムサイズにしても、問題はないと思っている次第です。

そして、これを実行すれば3坪〜4坪ほど面積がカット出来、その結果、コストも120万円〜150万円ほどカット出来るのではないかと思っています。

 

3 最後に

いかがでしたか?

 

少しでも家を小さく出来れば、自然と土地も小さくすることが出来ます。

そして、家と土地のコストを削減出来た結果、住宅ローンの負担を上げることなく家を持つことが出来るようになります。

 

なので、これから注文住宅で家づくりを検討されている方で、どうしても土地から買わないといけない方は、このシンプルな方法を是非実行していただけたらと思います。

 

それでは。

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