太陽光発電設置で家づくりのコスト削減|電気代節約と住宅ローンの賢い考え方

家づくりで見落としがちなランニングコストとは?

鹿児島市で家づくりを考えるとき、多くの方が「建築費」や「住宅ローンの返済額」に目を向けがちです。しかし、見落としがちなのが「ランニングコスト(維持費)」です。これは住宅を所有している限り、ずっと支払い続けることになる費用です。

代表的なランニングコストには以下のようなものがあります。

  • 固定資産税
  • 火災・地震保険料
  • 水道光熱費(特に電気代)
  • メンテナンス費用
  • 家電製品の買い替え費用 など

中でも最も影響が大きいのが電気代です。電気代は一生かかり続ける費用であり、年々上昇傾向にあることから、将来的に家計を圧迫する大きな要因となる可能性があります。

 

電気代対策の要は「太陽光発電の設置」

こうした電気代への対策として今注目されているのが、太陽光発電の設置です。鹿児島市のように日照時間の多い地域では、太陽光発電の導入効果が非常に高く、長期的なコスト削減に直結します。

ただし、「売電価格が下がった」「元が取れない」といった否定的な意見を耳にした方も多いでしょう。確かに、10年ほど前と比べると売電価格は下がっています。しかしそれと同時に電気料金は大幅に上昇しており、太陽光パネルの価格も下がっているのが現実です。

以前は昼間の電気代が1kWhあたり約25円でしたが、現在は40円台半ばまで上昇。さらに、太陽光パネルの価格も1kWあたり60〜70万円から20〜30万円まで下がっています。

これらを踏まえると、今の太陽光発電は「電気を売って稼ぐ」のではなく、「電気を買わずに節約する」ことに価値があるのです。

 

今の時代に合った太陽光活用法

かつては、昼間に発電した電気を電力会社に売って利益を得る「売電モデル」が主流でした。しかし現在は、昼間に自分で発電した電気を自家消費するスタイルが主流です。

これにより、昼間に電気を買う必要がなくなり、月々の電気代を大幅に削減できます。家族のライフスタイルが昼間に在宅中心である子育て世代にとって、これは非常に効果的な節約術です。

 

太陽光発電は住宅ローンで支払うべき?

太陽光パネルの設置費用をどう支払うかも重要な検討ポイントです。「住宅ローンに組み込めば月々の負担が減る」と思われがちですが、これには注意が必要です。

住宅ローンに組み込むと、返済期間が35年〜40年と長くなる分、利息の支払いも膨らんでしまうため、結果的にコストが高くなる可能性があります。さらに、今後金利が上昇した場合、負担が増えるリスクもあります。

そのため、弊社では太陽光パネルの費用は住宅ローンに含めず、10年返済を推奨しています。10年ローンであれば金利はやや高めですが、期間が短いため利息の総額は抑えられ、実質的な支出が軽く済むからです。

 

太陽光設置で得られる経済効果とは?

弊社で行った複数のシミュレーションの平均によれば、太陽光発電を設置した場合としなかった場合で、35年後に手元に残るお金の差は600〜700万円にもなります。

これはミニバンのアルファードが1台購入できるほどの金額です。10年後にはパネルの返済が終了し、その後は電気代の節約分がそのまま家計のプラスになるため、経済効果はさらに大きくなります。

 

電気代の今後と太陽光発電の必要性

日本はエネルギー資源の大部分を輸入に依存しており、戦争や政治的混乱、円安などの外的要因によって電気料金が急騰するリスクがあります。

また、EV(電気自動車)の普及やAIを活用した設備の増加などにより、今後さらに電気使用量が増加する見込みです。つまり、電気代の高騰リスクは今後も継続的に存在するのです。

だからこそ、太陽光発電は将来の家計防衛手段として、非常に有効な対策となるのです。