子供の成長とリアルな出費

こんにちは。

相塲工務店の相塲です。

 

弊社は鹿児島市で、注文住宅、リフォームを展開しております。

自然素材はもちろん、高性能住宅や、設計の工夫で住んだ後を大事にした家づくりを皆様にご提供しています。

 

本コラムでは、弊社の家づくりについての考え方や、家づくりをお考えの皆様に”失敗しない”ための家づくりの考え方を知ってもらえたらと思います。

 

つい先日色々と考えて、シミュレーションしていたことをお話しします。

 

子供たちが高校生になると同時に何かと出費が激増します。

 

まず、学費が月に約1万円で教材費などで、ざっと月平均1万円。

そして電車通学となると、定期代と駐輪場代で約月1万円。

 

これに塾代が加算されるといった感じですね。

1年生の時が月1.5万円ぐらいで、

2年生になると月2.5万円になり、

塾長によると受験生となる3年生は

月5万円は覚悟しておいてくださいとのこと・・・

 

2年生になると修学旅行があるので、

1年生の時はその積み立て費用として

さらに月1万円ずつかかったりするかもしれません。

 

学校関係の費用だけを見ても、高校生になると中学生までとは比べものにならないぐらいお金がかかり出します。

これに付随して洋服代や美容品代や小遣いなども中学の時とは比べものにならないぐらい必要となってきます。

 

とはいえ、大学になれば学費だけでも5〜10万円は必要になるし、

これに加えて家賃、光熱費、生活費なども必要になり、4年間ずっと毎月20万円ぐらいかかり続けるかもしれないので、この段階からヒーヒー言っている場合じゃないんですけどね。

 

しかし、このあたりの期間は、家計が火の車になりやすいのは

どの家庭でも間違いなく同じだと思います。

ですので、個人的には家を建てるタイミングはこの資産形成を始めるには丁度いいタイミングだと思っている次第です。

 

1 家づくりと同時に始める資産形成の方法

ではどうやって資産形成していけばいいのか?

これには大きく分けて2つの選択肢があります。

 

(1)銀行への預金と学資保険

1つ目の選択肢が「銀行への預金」「学資保険」です。

銀行への預金や保険商品はお金が減るリスクがないので慎重な方はこれらの選択を取りがちですが、今の金利状態では全くお金は増えないのでこの場合、かなりの資金を預けていかないといけません。

 

仮にこれから20年で2400万円貯めたいなーと思ったら、

単純に2400万円÷240回なので毎月10万円は進学資金として

貯金していかないといけないという感じですね。

 

たとえ共働きだとしても、

継続的にずっとこれだけの貯金を

していくのは結構しんどいですよね。

冒頭にお伝えしたように、子供の成長とともにかかるお金は

どんどん増えていくわけですしね。

 

ゆえに、この選択肢の場合

「奨学金」を利用してもらいつつ銀行で教育ローンを組み、

それでも足りない分は稼いだ所得から払っていくという

合わせ技を使っていくことになるかと思います。

これが多くの方が取られている選択肢ではないでしょうか。

 

(2)積立投資

もう1つの選択肢が「積立投資」という手段です。

個人的にはこちらをオススメしています。

具体的には経済が成長し続けている米国に毎月(毎日)コツコツと分散投資を

やり続けていくという感じですね。

 

この場合、前者の銀行預金のように、預けたお金がどれくらいになりますとは

99.99%言い切れません。

しかし保守的に試算しても年平均6%ずつ成長していっていることから20年後には預けたお金が2倍以上になっている可能性が十分考えられます。

 

つまり、毎月10万円も貯金しなくても、その半分の5万円を継続的に積立していけば2400万円以上貯金が出来ているかもしれないということですね。

 

しかも「つみたてNISA」で積立をしていけば、増えた分に対して通常かかる約20%の税金が全くかからないわけです。

 

2 最後に

家づくりとお金は切っても切り離せないことだと思います。

特に注文住宅では、金額が大きいことから数万円の追加の決断を簡単にしがちです。

しっかりと今のことだけを考えた家づくりをするのではなく、今後長く生きることを前提に考えた家づくりをしていただけたらと思います。

 

それでは。

 

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